ライトノベルといえばラブコメやギャグなどもいいですが、バトルものもおすすめです。
バトル作品はやはり激しくスピーディな戦闘シーンが描かれますのでアニメなど映像で楽しむのもいいですが、それらを文字によって読むのもまた違った楽しさがあります。
そこで今回はバトルもののライトノベルをいくつか紹介したいと思います。
ぜひ参考にしてみてください。
棺姫のチャイカ
魔王と呼ばれた王を打倒し、平和になった世界でニートな兄と生真面目な妹が棺を担いだ少女と出会ったことにより、物語が始まります。
作風はキャラの掛け合いが魅力的なテンポのいい王道ファンタジーとなっています。
また主人公がニートなのですが、最近流行りの異世界転生してチート能力や現代の知識を用いて無双するといった話ではなく、魔法が存在する中世風の異世界のニートが主人公というのが斬新的です。
この主人公はニートだけあって普段は「働いたら負け」とだらけているのですが、ここぞという時に見せる忍者的なアクションシーンや戦闘シーンが迫力的で作者の筆力を感じます。
2014年にはアニメ1期、2期が放送されています。
銃皇無尽のファフニール
突如現れたドラゴンと呼ばれる怪物達とドラゴンの力を持った「D」と呼ばれる少女達が集まる学園に、同じく「D」である主人公が放り込まれて一緒に戦っていくお話。
最近のラノベは異世界転生などが多いですが、こちらは学園を舞台にしたハーレム、超能力バトル要素ありの王道もの。
ですが雰囲気は全体的にダークであり、敵は主にドラゴンだったり「D」の唯一の男である主人公が能力を代償に記憶を失うというのが他作品と違うポイント。
フルメタルパニック
陣代高校に転校してきた主人公・相良宗介は銃器をどころ構わず使用する大ボケ君だった…と思いきや実は世界最強の武装集団「ミスリル」のエリート戦士で…といったストーリー。
発売されてから約20年も経つのにいまだに色褪せないライトノベルの名作。
アニメも3期まで放送されており、つい最近は4期も決定しました。
作風はサブタイトルに入っているように王道のボーイ・ミーツガールでありながら、それにハチャメチャな学園コメディに戦車やヘリ、ロボットなど軍事要素やSF要素が盛り沢山。
この様々なジャンルがいい具合にマッチして唯一無二の作品となっており、展開も読む手が止まらなくなるほどスピーディーで魅力的です。
また主人公最強やハーレム要素もないので硬派なライトノベルを楽しみたい方におすすめ。
空の境界
今や原作だけでなくアニメやソシャゲまで大人気、fateシリーズの生みの親である奈須きのこさんが初めて手掛けた作品がこちら。
こちらの空の境界は表現が独特ですので人を選ぶ作品かもしれませんが、戦闘ものと呼ぶに相応しいほどバトル描写も多く、クオリティも高いものとなっています。
また他のライトノベルに比べて世界観も深く、ストーリーも暗めとなっていますので従来のラノベに飽きた方や少し大人向けな作品を楽しみたい方におすすめです。
ガンゲイルオンライン
正式名称はソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン。
「キノの旅」作者・時雨沢恵一さんが描くもう1つのソードアートオンライン。
身長183cmの女子大生・小比類巻香蓮は長身コンプレックスが災いし、“VRMMO“GGO”にて身長150cmにも満たない理想の“チビ”アバターを作る。
そして全身ピンクの戦闘服を身に纏い、プレイヤー“レン”となってGGO世界を駆け回る!といったストーリー。
今作は本家と違って女の子が主人公ではありますが、会話劇よりも銃撃戦に力を入れているので戦闘シーンが多め。
そのためとにかくバトル描写がある作品が読みたい!銃撃戦が好き!VRMMOが好き!といった方にはとてもおすすめです。
2018年にはアニメ放送も決まっていますので、今後更に注目される作品でしょう。
灼眼のシャナ
高校に通う主人公はある日人の存在を灯に変え、灯を吸い取る謎の男が襲われ日常が壊れる。
そしてその時に異世界から来たという少女と共に戦っていくというストーリー。
学園を舞台にした異能力バトルありのボーイミーツガールの王道作品でラノベ界の名作。
電撃文庫の大ヒット作品であり、アニメ化もされています。
ソードアートオラトリア
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝 ソード・オラトリア (GA文庫)
「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」に登場する剣姫アイズ・ヴァレンシュタインが主人公の外伝作品。
外伝というと本編のおこぼれ話やサブストーリーといった印象を受けますが、今作は本編を「ベル・クラネルの成長と冒険」を描いた物語と位置づけるなら、こちらは「世界の秘密と闇に迫る」物語とでも言えるような物語の核心に迫る内容となっています。
また戦う敵がどれもとてつもない強さなので、それに対してどのように立ち回っていくのかというのもドキドキハラハラします。
本編とは違った魅力がありますので本編ファンは勿論のこと、本編を読んでいない人にもおすすめです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ライトノベルには様々な能力を持ったキャラクターが多いので、作品ごとにそれぞれ違ったバトルシーンが楽しめるでしょう。
またバトルものはアニメ化されているものも多いため、ラノベを見てからアニメで楽しんだり、アニメを見てから原作を購入するといったのもいいでしょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。