人生はストレスや悩みが尽きないもので、なおかつその日常を大きく変えるというのは中々難しいもの。
そのため
「毎日の仕事で精神的に疲れた…もう逃げ出したい」
「学校に行きたくない、家にもいたくない」
「親や周りに心配されたい」
といった理由から病院に入院したいと考える人も少なくないでしょう。
しかし基本的には入院するにはある程度の病気や怪我にならないといけないため、
「仮病で入院出来る方法はないの?」
「怪我などせずに簡単に入院できないの?」
なんて考える人も多いでしょう。
そこで今回はそんな人向けに自分の都合よく簡単に入院する方法をいくつか紹介します。
ぜひ参考にしてください。
自分の都合よく入院する方法
人間ドック
人間ドックとは身体の精密検査のことで、言い換えれば大掛かりな健康診断のようなもの。
主な目的としては身体にひそむ病気の早期発見や現在どれだけ健康なのか、日頃の習慣でどこを直すべきなのか、といったことのために行われます。
ですので一般的な入院のようにある程度の怪我や病気をせずとも、お金さえ払えば入院することが出来ます。
また治療などをするわけでもなく、あくまでも検査するだけですので辛い思いをすることはありませんし、部屋や食事も快適に過ごせるように質の高いものになっています。
ただ人間ドックの注意点としては
- 費用が高額
- 検査のみでは長くても3日しか入院できない
- 未成年は基本受け付けていない
といったものが挙げられます。
費用の目安としては
- 日帰りコース:5万円~
- 1泊2日:20万円~
- 2泊3日:30万円~
といったところですね。
そのため人間ドックはお金がある社会人向けの入院方法と言えます。
精神科・心療内科
個人的にはこれが一番おすすめです。
というのも精神科や心療内科は心の病を対象とするものなのでこちらも怪我や病気などをする必要はありませんし、比較的入院の基準が低いことが多いです。
実際に近年は精神科・心療内科に通う人は増えており、普通のサラリーマンが仕事や日常での疲れから入院するなんてことも珍しくないようです。
また成人した人だけでなく未成年が精神科に通うケースも珍しくなく、未成年の子供専用の場所もあるくらいです。
また入院する際に保証金として10万円などまとまったお金が必要にはなりますが、これは後ほど返済されますし、実際に払わないといけない入院費用自体はそれほど高くありません。
食事療養費負担(非課税世帯の方)
210円(1食) 入院90日まで(70歳以上の方で左記日数に該当する場合、および区分IIの方) 160円(1食) 入院91日から(70歳以上の方で左記日数に該当する場合、および区分IIの方) 100円(1食) 70歳以上の区分Iの方 室料について(差額ご負担分/1日あたり 消費税込み)
D1病棟 児童精神科病棟 個室 216円 D3病棟 一般個室 2,160円 E3病棟 メンタルケア病棟 一般個室 1,620円/3,240円/3,780円/4,860円/5,940円 F2病棟 リハビリ(精神療養)病棟 2人室・4人室 216円 一般個室 2,160円 F3病棟 認知症治療病棟 2人室・4人室 216円 一般個室 1,620円 H1病棟 MPU(精神科合併症治療)病棟 4人室 216円 一般個室 2,160円 特別個室 6,480円 H2、H3病棟 EPU(精神科救急)病棟 4人室 216円 開放個室 1,080円 引用元:阪南病院
そのため保証金や入院費用を自分である程度用意できる人や、親の協力を得られる人であれば、他に比べて入院するハードルは低いと言えるでしょう。
ただ精神科は今や通う人が多く、予約も早くて何週間後なんてこともざらにあるような状況ですし、ハードルが低いというだけで必ずしも入院が認められるというわけではないのでその辺りは頭に入れておくといいでしょう。
怪我・病気
これは一般的な入院方法ですね。
病院側が入院せざるを得ないと判断するような怪我や病気をして入院する方法。
やり方としては単純にそれだけの怪我や病気になるためにわざと骨折したり、腐った食べ物を食べるなどの方法はありますが、それでも普通の病院で入院するほどの怪我や病気というのはよっぽどですし、それほどのものを自分で再現するのは難しいものがあります。
またもしも怪我や病気になることが出来ても、入院出来なければただ苦しく辛い思いをするだけになります。
また仮病を使って入院しようとしても向こうはプロですので間違いなくばれますし、実際に「会社や学校を休みたい」「周りから心配されたい」といった理由から仮病で来る人も少なくないらしいので尚更です。
ですのでこの方法では自分の都合よく入院出来る可能性は限りなく低いといえます。
入院する方法まとめ
というわけで今回は入院する方法を紹介しましたが、自分の都合で入院する方法として現実的なのはやはり精神科・心療内科でしょう。
そのため入院したいと考えている人は
「どうやって怪我しよう?」
「どうやって病気になろう?」
と考えるよりかは、身近に通える精神科や心療内科がないか探して入院を検討するのが一番の近道と個人的に思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。