「クラスでいじめられている」
「先生と合わない」
「全日制から通信制や専門学校に行きたい」
など今の学校で上手くいかないと「転校したい」と思うもの。
ですが転校するとなるとどうしても親の承諾が必要になりますが、転校は簡単に出来るものではないため「親に反対されて困っている」という中学生・高校生も少なくないでしょう。
そこで今回はそんな人向けに転校したい時に親を説得する方法をいくつか紹介します。
ぜひ参考にしてください。
目次
転校したい時に親を説得する方法
転校したい理由を明確にする
転校するために親を説得する際に、ただ「転校したい」と言うだけではわがままと捉えられて本気で相手にしてもらえません。
そのためまずはどうして転校したいのか?その理由を親が納得してくれるように明確にしておく必要があります。
たとえば
「今の学校でいじめられている」
「クラスが合わず、勉強に集中できない」
「学力のレベルが全然違って自分のためにならない」
「他にやりたいことが見つかったため、専門学校や通信制の学校に通いたい」
といった感じですね。
転校したいと思うからにはそれだけの理由や原因がそれぞれあると思います。
転校したいという気持ちを伝える際に、それらをしっかり伝えるのと伝えないのでは説得力に大きく影響が出ます。
転校するにあたってのビジョンを説明する
親を説得する際は転校したい理由とは別に、転校するにあたってのビジョンも考えておくといいでしょう。
たとえば
- どこに転校するのか?
- 転校したらどう変わるのか?
- そこに転校することで将来どうしたいのか?
といった感じですね。
転校というのは簡単に出来るものではありませんし、親からしたら「転校したところで…」といった思いは拭えません。
そのため転校したい理由だけ述べても中々簡単には納得してくれないでしょう。
しかしこうしてどうして転校したいのか+転校してどうするつもりなのか?といった2つから攻めることで、
「この子は本当に転校したいんだな」
「転校について真剣に考えているんだな」
とその思いが伝わりやすくなり、納得してくれやすくなります。
転校先の資料を用意する
親が反対するのは「転校」というものが漠然としすぎて現実味がないというのもあります。
- 転校先はどんな学校なのか?
- 場所はどこなのか?
- どれぐらいの費用がかかるのか?
- 転校するための手続きはどうすればいいのか?
などこういったものは転校したいという気持ちを言葉で伝えるだけではスッキリすることが出来ないもの。
しかし資料を見せることで転校先についての情報を目で確認することが出来、「転校する」というのが漠然としたものから明確になってきます。
また資料を用意することで、言葉で伝えるのとはまた違った「転校したい」という意思表示になるというのもポイントです。
そうなってくれば転校を簡単に認めてくれなくとも「この学校はこういった事情から難しいけど、別の条件なら転校出来なくもないかも」などとこれを機に転校自体を否定されることはなくなり、条件次第では前向きに検討してくれるようになる可能性もあります。
親以外を頼る
転校したいけど親が反対するという時は親以外を頼るのも手です。
おじいちゃんやおばあちゃん、兄弟だったり、母親や父親だけに反対されていると言う場合はもう片方の親に頼るというのもいいでしょう。
やはり子供が何を言ってこようが親という立場では簡単には納得できません。
また一対一だとつい白熱して感情的になってしまい、逆に説得から遠ざかってしまうという可能性もあります。
しかしこうして第三者を混じえれば冷静に話せますし、中学生・高校生の本人が言うよりも、本人よりある程度年上の人が言ってくれれば同じ言葉でも説得力は増すものです。
そのため身近で頼れる人がいる場合はこれまで紹介した方法を使いつつ、その人の手を借りるのもいいでしょう。
転校したい時に親を説得する方法まとめ
というわけで今回の内容を簡単にまとめると
- 転校したい理由を明確にする
- 転校するにあたってのビジョンを説明する
- 資料を用意する
- 親以外を頼る
といった感じですね。
転校は簡単に出来るものではないため、根気よく説得する必要があります。
そのため今回紹介した方法を使い、何度も諦めずに説得しましょう。