世間一般的に「自分の誕生日を祝われるのは嬉しいこと」といった認識がありますが、一方で「自分の誕生日を祝われたくない」という人も一定数います。
そのため祝ったり祝われるのが嬉しい人にとっては
「どうして嫌がるんだろう?」
と不思議に思うことでしょう。
そこで今回はそんな人向けに誕生日を祝われたくない人の心理をいくつか紹介します。
ぜひ参考にしてください。
目次
誕生日を祝われたくない人の心理
気後れしてしまう
誕生日を祝うとなると誕生日会など祝う場所をわざわざ用意したり、相手へのプレゼントやサプライズを準備して盛大に祝おうとする人も少なくありません。
ですが誕生日を祝われたくない人にとっては、そういった手のこんだお祝いをされるとその分、
「自分なんかのためにそこまでしなくても…」
「色々手間やお金がかかったんだろうなあ…」
とむしろ申し訳ない気持ちでいっぱいになって居心地が悪くなってしまうもの。
そのためこういったタイプの人はプレゼントなど渡さずに「誕生日なんだ、おめでとー」といったように気後れしない程度の軽めのお祝いであれば特に気にならないという人も多いです。
目立つのが苦手
誕生日を祝うとなるとどうしても祝われる人はその場の主役となり、一番目立つ存在になります。
どんなところでも主役は誰しもが喜ぶポジションと思いがちですが、中にはこういった注目を浴びる目立つポジションを嫌い、他の人の陰でひっそりと過ごす方が性に合うという人もいます。
そのためこういった理由から誕生日を祝われることを嫌う人もいます。
リアクションをしなきゃいけないというプレッシャー
一般的に誕生日を祝われるのは嬉しいもので、祝うと相手は喜んでくれるものという認識があります。
そのためいざ誕生日を祝って相手が喜んだりしてくれないと「嬉しくないのかな?」と不安になったり、「何か気に入らないことでもあったの?」などと不機嫌になる人もいるぐらいです。
なので誕生日を祝われるとなるとそれに対して「相手が納得してくれるリアクションをとらないと…」とプレッシャーになるため、祝われるのが好きではないという人もいます。
特にそういったリアクションをとるのが苦手だったり、感受性が乏しい人にとっては尚更でしょう。
お返しがめんどくさい
一般的には誕生日を祝われたら相手の誕生日にお返しをするのが礼儀とされています。
しかしお返しをするとなるとそのためのお金もかかりますし、プレゼントを送るとなると相手が喜んでくれるようなものをわざわざ選んで用意しないといけないなどと結構な負担がかかるもの。
まただからといって祝われたのにも関わらず相手の誕生日をスルーすると、それはそれで非常識と思われる可能性があります。
このように誕生日を祝われることで次の相手の誕生日に懸念することが色々あり、そういった様々なことをひっくるめてお返しがめんどくさいために、自分の誕生日を祝われるのが嫌いという人もいます。
自分、もしくは誕生日が嫌い
世の中には「自分自身のことが嫌いだ」という人も珍しくありませんが、その思いから誕生日がくる度に
「どうして自分は生まれてきたんだろう」
と自己嫌悪に陥るようになり、その過程で誕生日を嫌いになったという人もいます。
中には
「昔、自分の誕生日祝いに関することが原因で両親が喧嘩して以来トラウマ」
「自分の誕生日に好きな人に振られた」
など自分の誕生日に関して嫌なことがあったために、それ以来自分の誕生日も嫌いになったという人も。
年齢に対するプレッシャーを感じる
子供の頃は誕生日が来て年齢が上がることに対して、1つ大人になったようで嬉しく思う人も多かったかもしれません。
ですが年齢を重ねていくと
「もう○○歳か…こんな歳なのに全然成長してないな…」
「○○歳…周りは結婚して家庭を持ってる人も多いのに自分は…」
といったように年齢が上がることによって自身に対するハードルも上がり、それがプレッシャーになって誕生日を喜べなくなったという人も少なくありません。
誕生日に興味がない
一般的に誕生日は「周りから祝福される特別な日」という認識がありますが、中にはそんな誕生日に対して特別な思いを抱かない人もいます。
こういった人達にとって10000日目と10001日目に差異を感じないように、誕生日もごく普通の1日にしか過ぎないもの。
それゆえに誕生日を祝われても喜びよりもプレッシャーやめんどくささを感じてしまうなど、誕生日を祝われたくない人の心理としてはこれが根本的な原因になっている人も多いのではないでしょうか。
まとめ
というわけで今回は誕生日を祝われたくない人の心理をいくつか紹介しましたがいかがでしたでしょうか?
「誕生日を祝われるのがとても嬉しい!祝ってほしくてたまらない!」という人にとっては理解できない部分もあるかもしれません。
ですがだからといって相手の価値観を変えることはできないため、自分がそっちの方がいいからといってどれだけ盛大に祝っても逆効果です。
そのためもしも友達や好きな人、彼氏彼女など身近に誕生日を祝われるのが苦手な人がいる場合は、その価値観を受け入れて相手の負担にならない程度のお祝いをするといいでしょう。
その方が本人も喜んでくれるはずです。