中学生高校生ぐらいになると深夜徘徊をしたり夜遅くまでゲーセンやカラオケで遊んだり、タバコに手を出すなんてこともあるでしょう。
しかし中にはそれらが原因で「警察に補導されてしまった」という人もいるでしょう。
そうなるとその後は
「学校や親に電話されないのかな?」
ととても不安になるもの。
そこで今回はそんな人向けに補導されたら学校や親に連絡はいくのか?といった点について解説していきます。
ぜひ参考にしてください。
目次
補導されたら学校や親に連絡はいく?
補導されたら警察から学校や親に連絡がいくかどうか、これに関しては結論から言えば
- 親に連絡がいく可能性は高い
- 学校に連絡がいく可能性は低い
と言えます。
というのも補導されるということは未成年かつ素行に問題がある行為をしているため、警察としては
- 身元の確認
- 今後同じことを繰り返さないように、親から指導してもらうため
といったことのために親に電話する必要があります。
逆に言えば親と連絡をとることさえ出来れば、わざわざ学校に連絡をいれて、学校側からも指導をしてもらう必要はありません。
ですので補導されたからといって親に連絡がいくことはあっても、学校に連絡がいくことはまずありません。
場合によっては親にさえ連絡がいかないなんてこともあります。
こういった場合は学校へ連絡がいく可能性も
先ほどは補導されても警察から学校に連絡がいく可能性は低いと述べましたが、以下のような場合は連絡される可能性が出てきます。
- 本人が補導をされた際に悪態をついている(反抗する、生意気な態度をとる、嘘をつくなど)
- 今まで何度も問題を起こしている、補導されている
- 補導された内容が悪質(他人に迷惑をかける、法に触れるなど)
- 親の連絡先を言わない
元々補導は青少年の不良化を防ぐためのものですので、上記のようなことをして素行に大分問題があると判断された場合は、親以外にも対象者を指導してくれる人にお願いしないといけません。
となると未成年が親の次に恐れるのは通っている学校の先生ですので、学校側に電話をいれられる可能性が高くなってしまいます。
学校に連絡されたらどうなる?
ではもしも補導された件について学校に連絡されたらどうなるのでしょうか?
これはその学校の校則によりますが、補導される行為というのは大抵校則違反に当てはまることが多いのでかなりきつく怒られて反省文を書かされたり、高校の場合は停学になる可能性も十分あります。
他にも学校によっては連帯責任で所属している部活の活動停止になることもあるでしょう。
また今までにも同じようなことを繰り返していたり、すでに何度か停学になったことがあるなどという場合は、最悪退学になることもあり得ます。
ただそうではなく、今まで特に問題になるような言動をしていない、停学にもなったことがないという場合は一度の補導で一発退学になる可能性はまずありません。
補導された後の連絡はいつ?
では補導された後、連絡が来るとしたらいつ頃なのでしょうか?
これに関してははっきりと決まっているわけではありませんが、数週間から一カ月後あたりに電話がかかってくることが多いようです。
ですので補導されたその日にかかってくることはまずありませんし、その次の日などに連絡がくる可能性も低いでしょう。
なので補導された人は、一カ月が経つまでは安心できません。
そして電話がかかってくる時間帯ですが、これは10時~15時など日中が多いです。
この時間帯は比較的電話に出やすい時間帯ですからね。
補導後の電話の内容は?
補導後に親や学校にいく連絡はどのようなものなのか?といった点も気になりますよね。
これに関しては
- 補導された内容やその時の状況
- 今後しないようにするための指導のお願い
といったように特別なことはなく、あくまでも業務連絡くらいで終わります。
補導されたら学校や親に連絡がいく?まとめ
いかがでしたでしょうか?
補導されたら学校に連絡がいくことはまずありませんが、一方で親には連絡がいく可能性は高いです。
ですので後々バレてから「何で黙ってたの!」と怒られたくない人は、先に自分から補導されたことを白状した方がいいでしょう。