中学生や高校生となるとどこの学校を受験するのか?就職するのか?といった進路について親と話し合う時が来ます。
しかし
「今の進路を親に言ったら何を言われるか分からない」
「お金の話とか色々問題があるけど、気まずくて言えない」
「進路の話をしたら感情が高ぶって泣いてしまいそう」
などといった思いから、親に進路の話を話せないで悩んでいる人もいるのではないでしょうか?
そこで今回はその辺りについて対処法を紹介していきます。
ぜひ参考にしてください。
進路を親に言えない時の対処法
結局いつかは言わないといけない
進路の話を親に切り出すことができない理由は人それぞれあると思います。
しかしどんな理由であれ、言いにくくても結局いつかは言わないといけません。
確かに親と真正面に向き合って意見をぶつけるのは怖いかもしれませんが、今の選択次第で今後の人生は大きく左右されます。
そのため親に進路の話を言えないからといってこの瞬間を楽な方に逃げると、その代償として
「あの時ちゃんと親と話しとけば良かった」
「反対されても泣いてもいいから自分の気持ちをしっかりぶつけておけば良かった」
などと今後この時のことを後悔してずっと苦しい思いをする羽目になりかねません。
そうは分かっていても中々一歩が踏み出せないしれませんが、それでも
「結局いつかは進路の話をしないといけないんだ」
「だったら後からじゃなくて進路について考えている今にしよう」
と腹をくくるだけでも気持ちに踏ん切りがつき、いくらか勇気が出るものです。
進路の話の切り出し方は
「ちょっと話があるんだけど…」
「進路について話したいんだけど」
など何でもいいです。
親もそういった時期が過去にはありますので察してくれるはずです。
こういった切り出し方よりも、とにかく進路の話をするための一歩を踏み込むこと、その話を切り出すことに意味があります。
話し合うための準備を整える
親に進路の話を言えないのは、
「もしも反対されたらどうしよう」
「きっと怒られるんだろうなあ」
といったように「自分の意見を否定されるのが怖いから」という人も多いと思います。
そういう時は
- なぜその進路にしたのか?
- そこに進んで将来どうしようと思っているのか?
- どれぐらいお金が必要なのか?
といったようにその進路を選んだ理由や今後の計画、進路関連のパンフレットを用意するなど話し合うための準備を整えてみましょう。
こうすることで何を言うべきなのか?といった整理ができて親との話し合いが円滑に行きやすくなりますし、説得力も増すため否定される可能性も低くなります。
また「これだけの準備をしたんだ、きっと大丈夫」といったように準備をした分だけ、それが自信になるので親との話し合いに対する恐怖心も薄れるという効果にも期待できます。
他の手段で伝える
他の手段とはLINEやメール、手紙などですね。
スマホの普及に伴い、こうした連絡するツールは豊富ですので、直接話す以外にも思いを伝える方法はいくらでもあります。
こういった手段であれば顔を直接合わせて話すわけではないので感情が高ぶって上手く話せないなんてこともなく、冷静に自分の気持ちを伝えることが出来ます。
最終的には顔を合わせて直接話し合うことになるかもしれませんが、そこに至るまでのきっかけとして最初の一歩目はこういった手段に頼るのも手です。
どんなことも勇気がいるのは最初の一歩目ですのでそこで長い間立ち止まる人も多いですが、それを乗り越えれば案外とんとん拍子で物事が展開していくものです。
他の人に相談してみる
進路の話を親に言えない時は他の人に相談してみるのもいいでしょう。
たとえば先生や友達などですね。
進路の話は家族の問題ですので、相談したからといって他人が割って入ることは出来ません。
ですが直接関わることは出来なくとも、その人なりのアドバイスをもらうことが出来るかもしれませんし、良い対処法が出てこなくとも自分の悩みを他人に打ち明けるだけでもいくらか気は楽になるものです。
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まとめ
進路の話をするのを嫌がっていても問題は解決しません。
たとえ嫌でも今後の自分の人生を考えれば結局は進路のことについて親と話し合う時が来ます。
そのため自分のペースでもいいので、今回紹介した対処法などを参考にして少しづつでも親と向き合うように意識してみましょう。