3年間の高校生活がどのように過ごせるかはどの高校を選ぶかで決まるといっても過言ではありません。
そのため高校選びを失敗して後悔するようなことは避けたいですよね。
そこで今回はそんな人のために世間の人が高校選びで後悔したことについていくつか紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
ギリギリで入れる高校を選んだ
高校選びで後悔したこと1つ目はギリギリで入れる高校を選んだこと。
高校を選ぶときは自分の学力で受かるレベルで、なおかつその中でもレベルの高い高校に行くことがほとんどの受験生にとって理想ですよね。
ですが自分の学力ギリギリで入れる高校を選んだ場合、その高校の中では自分は底辺クラスの学力ということになるので
- 授業についていくのが大変になり、いずれついていけなくなる可能性が高くなる
- 授業だけでいっぱいいっぱいで今以上の学力向上に期待出来なくなるため、大学選択で悪影響を及ぼす
- 周りとの学力差に劣等感を感じたり、授業についていけない自分に嫌気がさすなどから自己嫌悪で押しつぶされそうになる
- そうなると他のことを楽しむ余裕も無くなり、次第に塞ぎ込むようになる
などと勉強面がうまくいかずに悪循環に陥る可能性があります。
そのため今の志望校が受かるかどうか分からないほど微妙なラインであれば、受かってからはこれまで以上に努力をする必要があります。
場合によっては志望校を下げる判断も必要でしょう。
レベルの低い高校を選んだ
今度は上で紹介したものとは反対にレベルの低い高校を選んだというのも高校選びで後悔する人に多い選択です。
レベルの低い高校とは
- 授業や生徒の学力が低い
- 風紀が乱れがち
などが挙げられます。
元々勉強に対する意欲が高い人などはこのような高校に進んだことにより、レベルの低さにがっかりしてモチベーションが下がってしまうため自身の成績にも影響が出ます。
またレベルの低い高校では治安が悪いことも多いため、真面目な性格をしている人ほど周りの環境や人と合わずに居心地の悪さを感じてしまうでしょう。
親に決められたところを選んだ
高校選びでは親に決められたところを選んだために後悔したという人もいます。
- 親に決められたところに行くのではなくて、自分でちゃんと選べばよかった
- 自分が行きたいところを言って親ともっと話し合えば良かった
- 志望校を親に反対されて渋々言う通りにしたけど説得すれば良かった
といった感じですね。
学生のときは親の立場が圧倒的に強いため、親に言われたことを信じて疑わなかったり親に自分の意見を言うのが怖いという人も少なくないでしょう。
そのため親に決められた高校に進学する予定の人も毎年一定数いると思います。
ですが親が決めたからといっても通うのは自分ですので、自分が納得いっていない場所に通うのは不満が残る可能性が高くなります。
また自分ではなく他人が決めたという事実は、その道を進んで何か嫌なことがあったときなどには
「自分が決めたわけではないのに…」
「自分でちゃんと考えれば良かった…」
「親のせいで…」
といった考えがよぎり、不満が増大しやすい傾向にもあります。
そのためたとえ親に自分の意見を言うのが怖かったり、めんどくさかったりしても、自分の意思を伝えて納得できる形で高校を決めた方がいいでしょう。
好きな人が行くから同じ高校を選んだ
高校選びで後悔するのは好きな人と同じ高校に行きたいからという理由で選んだというのも挙げられます。
やはり好きな人や彼氏・彼女などとは同じ高校に通って、高校でも一緒の環境で過ごしたいと思うもの。
特に中学生のときはまだ視野が狭く、好きな人や恋人に対する気持ちでいっぱいいっぱいになりがちなため、こう思う人も多いことでしょう。
ですがたとえどれだけその人が好きでもいずれはその気持ちは冷めるものです。
特に高校という新しい生活が始まれば色んな人と出会いますし、恋愛以外にも様残な経験をして成長していくため今心に抱いてる気持ちは必ず変わっていきます。
そのため今は
「この人のことはこれからずっと好きに違いない」
「今の恋人とこれからもずっと一緒にいる」
「自分達が別れるわけがない」
と思っていてもほとんどの場合時間が経てばいずれは別れがきますし、今思いを寄せている人に対する気持ちも冷めてしまいます。
そのため好きな人や恋人と一緒の高校に行きたいからという理由を最優先にして高校を選んだ場合、恋が冷めたときにその高校を選んだ意味が無くなってしまうので
「一時の感情で高校を選ぶんじゃなかった」
と後悔する羽目になってしまいます。
真剣に考えずに適当に決めた
高校選びでは真剣に考えずに適当に決めたことで後悔している人も多いです。
たとえば上で挙げた
- 親が決めたから
- 恋人と一緒に行きたいから
などもそうですが、その他にも
- 家から近いから
- 自分の学力で行ける高校だったから
などその高校を選ぶ理由が弱く、尚且つそれ以外に選んだ理由がない場合ですね。
高校は学校によって環境が大きく変わりますし、様々な事柄によって自分に合うかどうかも大きく影響してくるので真剣に考えることを怠った場合はその分だけ自分が満足出来る環境で高校生活を送ることが出来る確率が低くなってしまいます。
またこれは他のことでもそうですが、同じ結果でも自分の全力を尽くした場合と適当にした場合では後悔の気持ちは大きく変わってきます。
そのため高校選びを適当にした結果、納得いくような高校生活を送ることが出来なかった場合は他のパターンに比べて後悔の気持ちは大きくなってしまいます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
高校生活をどう過ごすかは今後の人生に大きく影響を与えますし、その大切な高校生活をどう過ごせるかは高校選びが大きく影響します。
そのためこれらを参考にして
「この高校を選ぶんじゃなかった…」
ではなく、
「この高校を選んで良かった」
と思えるよう後悔しない高校選びをしましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。