今やライブやコンサートで本人確認をするところも増えてきました。
そしてその本人確認の際には顔写真付き身分証明書を用意するように指定するところも少なくありません。
ですが人によっては
「ライブで必要なのに手元に指定された顔写真付き身分証明書がないけどどうすればいいの？」
「ライブまで時間がないけど今すぐ用意できる顔写真付き身分証明書ってあるの？」
という人もいるでしょう。
そこで今回はそんな人向けにライブで必要なのに顔写真付き身分証明書がない場合の対処法を紹介します。
ぜひ参考にしてください。
目次
ライブで顔写真付き身分証明書として使えるもの
まずライブの本人確認で顔写真付き身分証明書として使えるものを今一度確認しておきましょう。
場合によっては今手元にあるもので事足りる可能性があり、そうであれば新しく用意する必要はありませんからね。
ではどのようなものがライブで使えるのか？という点ですが、この辺りのルールはイベント事に異なるので一概に「これは必ず使える！」と断言はできません。
同じ身分証明書でもあるイベントではOKでも、別イベントではNGだという可能性は十分あります。
ただ目安として基本的には氏名・生年月日・現住所・顔写真がそろっているものであれば大体大丈夫です。
ですのでそれらの条件さえ揃っていれば以下のようなもののどれでも本人確認として使えることが出来ます。
- 運転免許証
- パスポート
- 学生証
- 社員証
- マイナンバーカード
- 住民票
- 保険証
- 身体障害者手帳
- 外国人登録証明書
- タスポ
ただ先ほど書いたようにイベントによって細かいルールは異なるため、まだ確認していない人は自分が行くライブの公式の案内をよく読んでおきましょう。
身分証明書がいる場合は必ず細かく明確に必要なものが書かれているはずです。
その他の身分証明書2枚が代わりになる場合も
では必要な顔写真付き身分証明書がない場合どうするのか？という点ですが、そんな人が出来ることはやはり運営側が指定した身分証明書を用意することです。
ただイベントによっては顔写真付き身分証明書がない人は運営が指定するその他の身分証明書を2枚用意すればOKという場合もあります。
こういった規則も公式の案内に書かれているので、抜け目なく隅々までチェックしておきましょう。
場合によっては今ある身分証明書で事足りる可能性があります。
今すぐ必要な時におすすめの顔写真付き身分証明書
では「公式の案内を隅々まで読んだけど自分の手元にある身分証明書ではどうしようもない！新しいものを用意するしかない！」という人は、どのような身分証明書を用意する選択肢があるのか？
これに関しては現実的な範囲で考えれば
- 原付免許証
- 小型特殊自動車免許証
- パスポート
- マイナンバーカード
といったものが選択肢として挙げられます。
ではそれぞれを取得するためにどれだけの時間や日数がかかるのか？そして費用は？といった点を見ていきましょう。
原付免許証
今回紹介する中でもおすすめなのがこの原付免許証。
普通自動車の運転免許は最低でも1ヵ月近くかかりますし、費用も数十万単位でかかりますが、原付免許は試験会場に行って試験を受け、その後技能講習を数時間受けるだけといったように取得するのに即日で済みますし、免許証もその日に発行されます。
また費用は受験料1650円＋原付技能講習受講料4050円＋交付手数料2100円の合計7800円と今すぐ用意できなくはない金額になっています。
そのため「ライブまでもう一週間もない、お金もない！」という人はこの原付免許を取得するといいでしょう。
ただ技能講習は受けるだけでいいのですが、試験は合格しなければいけないためそのための勉強が必要になってきますし、視力が規定よりも足りない場合は眼鏡やコンタクトを用意しなければいけません。
また原付免許を取得できるのは16歳以上となっているため、年齢が満たない場合は取ることが出来ませんのでこういった注意事項も頭に入れておきましょう。
小型特殊自動車免許証
原付免許と同じくおすすめなのが小型特殊自動車免許。
こちらは田んぼを走るトラクターなど、小型だけれども普通の自動車ではない乗り物で公道を走るための免許証となっています。
そして取得するためにかかる日数は原付免許同様1日で済みますし、こちらは技能講習などがないため原付免許よりも早く済みます。
またかかる費用も試験手数料1500円＋交付手数料2050円の合計3550円とこちらも原付免許よりも安く済みます。
また試験の問題も特別難しいというわけではなく、原付免許と同様の問題に加えて1割ほど小型特殊免許に関する問題が出るといった形になっています。
そのためかかる費用や手間などを考えれば原付免許よりも小型特殊免許の方がおすすめと言えるでしょう。
ただ原付に比べて取得後にその免許自体を活用する機会が少ないのが唯一のデメリットといったところでしょうか。
ですので今後原付に乗る機会があるという人は、数千円ほど高くなっても原付免許を取得する方がいいでしょう。
パスポート
海外旅行する際に必要になってくるパスポート。
こちらは取得するためにはおよそ1週間ほどの時間と最低でも5年用の11000円の費用が必要となります。
そのため先ほど紹介した免許証などと比べると時間やお金はかかることになります。
ただその代わり試験を受けたりそれに伴って勉強する必要はないため、時間に余裕があって勉強したり試験を受けるのはあまり好きではない人はパスポートを取得するのも手です。
マイナンバーカード
旧住民基本台帳カードですね。
今はすでに交付終了しているので、これから申請する人は全てマイナンバーカードとなります。
こちらは取得するまでに2週間~4週間ほどの日数がかかりますが、費用は必要ありません。
そのため「ライブまで時間はあるけどあまりお金をかけたくない」という人はマイナンバーカードを取得するのもいいでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか？
運営側に指定された顔写真付き身分証明書が今手元になくとも、ライブまでの日数によっては今から用意するように動いても間に合う可能性はあります。
そのため自分の置かれた状況を考慮して、どう動くといいか考えるといいでしょう。
