よく一緒にいる友達が3人以上になると仲良しグループのようなものが出来るもの。
ですがこのグループで皆仲良く楽しく過ごすことが出来ればいいのですが、大抵の場合は
「グループが合わない」
「グループ内に1人だけ嫌いな人がいる」
とグループならではの悩みがつきません。
特に学校やクラスなど狭い場所で複雑な人間関係が絡み合う中学生、高校生、大学生はこのようなグループ特有の悩みが多いでしょう。
またそんな中には
「グループ内で孤立している」
「仲間はずれにされた」
という人もいるでしょう。
このようなケースは3人組など特に奇数人数のグループに多いですね。
グループに入ることが出来ずに孤立するのも辛いですが、グループの中で孤立するのは狭い人間関係の中だからこそまた違った辛さがありますよね。
そこで今回はそんな人向けに友達グループで孤立した時の対処法をいくつか紹介したいと思います。
ぜひ参考にしてみてください。
自分から積極的に動く
中高生や大学生、そしてママ友などにも言えることですが、友達との付き合いはそれぞれの置かれる環境によって大きく変わってきます。
たとえば
- クラスが一緒
- 子供の幼稚園が一緒
などと共通点や繋がりが多いほど他の人に比べてどうしても関わる機会が多くなるものです。
そのためこの記事を読んでいる人の中にも
- いつも一緒にいるAとBは同じクラスだけど、自分だけ違うクラス
- 友達グループのAとB、CとDはそれぞれ同じ中学で自分だけ違う
と自分だけ置かれた環境が違うために孤立してしまったという人も多いのではないでしょうか?
どうしてもクラスが離れたり環境が違うと自分だけ蚊帳の外にされているように感じて皆と壁を感じてしまいますよね。
ですがグループ内で意図的に仲間はずれにされたり避けられているわけではないのであれば、その人達はたまたま都合よく身近に仲の良い人がいるからその場にいるだけで、あなたをわざと孤立させているわけではありません。
つまるところ「とりあえずこの人がいるから自分は何もしなくても1人にはならない。だからわざわざ他の人のところに行く必要はない」という安心感のもと、自分から動こうとしないためにあなたと関わる機会が減り、そうなってしまったというだけです。
誰しも孤立するのは嫌なものですが、逆に言えば「とりあえず自分が孤立する状況さえ避ければそれでいい」と思っている人も多いです。
そのため何かをきっかけに友達との壁や距離感を感じている人は、その疑念を気にせずに自分から積極的に動きましょう。
最初はやはり違和感を感じるかもしれませんが、それを乗り越えれば何ともありません。
周りが意図的にあなたを孤立させようとしているわけではないのであれば、たまたま友達と離れただけで、あなたが孤立していると思うのは気のせいの可能性が高いです。
【関連】友達グループが合わない時の対処法4つ!抜ける方法も伝授!
新しい友達を作る
もしも「間違いなく自分はグループ内で孤立している!」と思うのであれば、その時はグループ外で新しい友達を作りましょう。
グループ外に新しい友達を作ることで、その人が自身の心の拠り所となり今の状況も気持ち的に幾らかマシになります。
またわざわざ孤立したグループにこだわる必要はありません。
孤立してしまうということはそのグループと合わなかったということ。
合わない人達と無理に付き合い続けるのは自分にとって良いことはありません。
探せばいくらでも今のグループよりも自分と合う居場所は沢山あります。
1人を楽しむ
友達グループを孤立した時は1人を楽しむのもいいでしょう。
上で書いたようにわざわざ今のグループにこだわる必要はありませんし、友達がいなくとも生きていけます。
「友達がいないと1人になってしまう」
「1人だと周りからの目が冷たい」
と思うかもしれませんが、自分が思っているほど周りは自分のことなんか気にしていません。
今こうしてあなたが自分のことで悩んでいるように、他の人も自分のことで精一杯です。
また今のグループで孤立したとしても完全に縁が切れているわけではなく、ちょっとした時にまだ関わる程度の繋がりがあるなら、
- 1人でいたい時は1人でいる
- 少し友達を頼りたい時は友達を頼る
- 向こうが絡んできたら相手する
などと上手い具合に今のグループを利用するのもいいでしょう。
1人の場合は悩むとしても
「自分は1人だ」
という悩みだけですが、グループや友達付き合いをしていると
「グループが合わない」
「グループを抜けたいけどどうすればいいか分からない」
「友達といても疎外感を感じる」
「グループの1人が自分にやけに攻撃的」
「友達との会話が上手く続かない」
などと悩みはつきません。
ですが上手く1人の時を利用することによってこれらの悩みを都合よく回避することが出来ます。
世の中ではほとんどの人がこういった人間関係に悩まされています。
そのためそれらを自分の行動次第で回避できるというのは大きなアドバンテージとなります。
また他にも1人を楽しむメリットは
- 友達といても生産性のない時間を過ごすことになるが、1人の場合は他の人よりも勉強や趣味、バイトなど将来のためになるものに使う時間を過ごすことができる
- 今後、今と同じようにグループで上手くいかなかった時に、今の経験を活かしてより上手く立ち回ることができる
といったものが挙げられます。
たとえどんなに友達と群れて仲良くしようといずれは自分1人で生きていかないといけません。
そのため今のうちに将来のために1人で過ごす時間を作っておき、後々周りと差をつけるように準備しておくのもいいでしょう。
【関連】友達グループに苦手な人・嫌いな人がいるときの対処法6つ
まとめ
いかがでしたでしょうか?
友達グループ内で孤立するのはとても辛いものです。
ですが自分の心構えや行動によってその状況を打破することはいくらでも出来ますし、その行動次第では自分の将来のためにも繋がります。
今は辛い状況でも、この瞬間の頑張り次第で
「当時はつらかったけどあれはあれでいい経験だったな」
と思える日が必ず来ます。
その日を目指して前向きにいきましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。