高校生になれば「バイクや車の免許を取りたい!」と思う人も少なくないでしょう。
しかしほとんどの学校では在学中に教習所に通うことを禁止していたり、学校から許可をもらわないといけないなどの規則があります。
そのため
「学校に内緒で教習所に通いたい!」
「でも教習所から学校に連絡がいったりしてバレるのかな?」
などと思う人もいるでしょう。
そこで今回はそんな人向けに高校生が教習所に通って免許を取ると学校にばれるのか?といった点について解説します。
ぜひ参考にしてください。
目次
高校生が免許を取ると学校にばれる?
高校生が教習所に通ったり、合宿に行って免許を取ると学校にばれるのか?といった点ですが、結論から言えばバレる可能性は低いと言えます。
というのも教習所は相手が誰であれ個人情報を他に漏らすようなことはできません。
そのため高校生が来たからといって教習所側がわざわざ学校に連絡を入れるようなことはありませんし、無事免許を取得して卒業したからといって学校側にそのことを知らせるようなこともありません。
ですので学校関係者に見つからないようにこっそり通えば高校にバレずに免許を取ることは十分可能です。
実際に高校生の間は学校側が自由に免許を取らせることは少ないため、こっそり免許を取りに行っている人の方が多いぐらいです。
学校の許可がいる場合もバレない?
自動車学校によっては入校時に学校の許可がいるところもあり、こういったところに通うには学校側に許可をもらわないといけません。
ですがこれはあくまでも学校に通っている人限定のルールですので、学校に通っていないことにすれば問題ありません。
つまり本当は高校生だけど「高校生ではない、バイトしている」などと嘘をつくということですね。
中学生までは義務教育なので皆学生ですが、高校生の年齢になると必ずしも全員が学校に通っているわけではないためおかしな話ではありません。
また「嘘をついても調べたらバレるのでは?」と思うかもしれませんが、通っている学校名などの情報がないのにどうやって高校生なのか教習所側は調べようがありません。
ですので嘘がバレることはまずありません。
ただ「高校生ではない」と嘘をつく分、教習中に「普段何してるの?」などと聞かれたら嘘がバレないようにまた嘘を重ねないといけないという手間はかかりますので、その辺りは頭に入れておくといいでしょう。
こういった場合は学校にバレる可能性も
これまで高校生が学校に内緒で教習所に通っても、バレる可能性は低いと言いました。
ですが低いというだけで当然ながらバレる可能性は少なからずあり、その主なパターンとしては
- 教習所に通っているところを目撃される
- バイクに乗ってるところを目撃される
- 教習所に通っていることが人づてに先生の耳に届く
- 教習所関連のものを見られる
- バイクで事故を起こす
といったものが挙げられます。
教習所に通っていることが人づてに先生の耳に届く
高校生からすれば免許を取る、教習所に通うというのは特別なことですし、本当はダメなのにこっそり通っているという背徳感などからつい周りにそのことを言いふらしてしまいがち。
ですが高校生ほどの年齢だとちょっとしたことでもすぐ周りに話してしまいますし、学校という狭いコミュニティに沢山の人が集まって生活しているため誰かに知れると瞬く間にそのことが広まる傾向にあります。
ですので仲の良い数人にしか言わなかったのに、それがきっかけで教習所に通っていることが人づてに先生の耳に届くという可能性があります。
また学校には色んな人がいるので嫉妬や恨み、正義感など様々な感情から「○○さんが教習所に通っているみたいなのですが…」と他の生徒に告げ口をされる可能性も十分にあります。
教習所に通っているところを目撃される
高校生が教習所に通うとなると家や学校の近くのところに通うことになると思いますが、そうなると必然的に教習所を出入りする瞬間を先生に偶然見られる可能性も出てきます。
また先生だけでなく、同じ学校の生徒に見られる可能性もあり、そこから先ほど説明したように告げ口をされてバレるという可能性も考えられます。
先生よりも生徒の数の方が多く、それだけ目撃者も多くなるのでどちらかというと生徒からのチクリの方が可能性としては高いでしょう。
ただ合宿であれば知り合いと会う可能性は非常に低いので、こういったリスクを防げるというメリットはあります。
バイクに乗っているところを目撃される
高校生で免許を取ろうと考える人の多くは、ただ免許だけが欲しいのではなく、あくまでもバイクに乗りたいから免許を取りたいと思う人の方が多いと思います。
となると免許を取ったらすぐバイクに乗ろうとする人も少なくないと思いますが、バイクに乗っている姿を関係者に目撃されてバレるという可能性もあります。
「そんなこと早々ないだろw」と思うかもしれませんが世の中広いようで狭く、いつどこで誰が見ているか分からないもので、自分が思っている以上に案外知り合いに見られていることはあるもの。
特に地元のみで生活していると尚更です。
教習所関連のものを見られる
教習所に通うとなると免許を取るための教科書や書類などを渡されますが、それを学校にいつも持っていく時のバックに入れたりしていると、持ち物検査やちょっとした瞬間に先生に見られて「これはなんだ?自動車学校に通っているのか?」とバレる可能性もあります。
ですのでそういったミスがないように学校と教習所に持っていくバックを別々に分けたり、登校する前に自分で荷物チェックをしておくなどしておくといいでしょう。
バイクで事故を起こす
たとえバイクでも乗り物に乗って公道を走っている以上、事故を起こす可能性はあります。
そして事故を起こしてしまうと警察に年齢や通っている学校などを聞かれますし、必ずとは限りませんが後ほど学校側に事故を起こしたことを連絡される可能性もあります。
また事故というのは学校に連絡されるだけでなく、自分が怪我する可能性もあれば相手に怪我を負わせてトラブルになるなど様々なリスクがあるもの。
そのため免許を取って浮足立っても、運転時は必ず冷静に安全運転を心がけるようにしましょう。
学校にバレたらどうなる?
では万が一無断で教習所に通っていることが学校にバレたらどうなるのでしょうか?
これは学校によって対応が異なりますが、大体は停学などの処罰が下されるでしょう。
最悪の場合は退学もあり得ます。
ただ無断で教習所に通うのは校則違反をしたというだけで、誰かを傷つけたり法に触れるようなことをしているわけではありません。
ですのでそれだけで退学処分になるというのは珍しいと思いますので、悪くてもほとんどの場合は停学止まりではないかと思います。
まとめ
今回解説したように高校生が無断で教習所に通って免許を取っても、学校側にバレる可能性は低いです。
ただ絶対にバレないというわけではないため、出来る限りバレないように制服で通わない、本当に信頼できる人にしか話さないなどといった工夫をするといいでしょう。