「相手から挨拶されるまで挨拶しない」
皆さんの周りにはこんな人はいませんか?
このように自分から挨拶しない人というのは学校の友達や職場の上司、近所の人などどんなところにもいるもの。
そしてそんな頑なに自分から挨拶しない人を見ていると
「どうしてあの人は自分から挨拶しようとしないの?」
と不思議に思ったり、不快に感じる人も少なくないでしょう。
そこで今回はそんな人向けに自分から挨拶しない人の心理や理由をいくつか紹介します。
ぜひ参考にしてください。
関わりたくない
自分から挨拶しない人の心理1つ目は関わりたくない。
これは
- 相手のことを嫌っている
- 深い関係になりたくない
の2パターン考えられます。
- 嫌いな人には出来ることなら関わりたくないため、相手が挨拶してくるまではコミュニケーションをとらないと考えている
- もしくは、挨拶するような仲になってそれをきっかけに仲が深まるのを避けたいと考えている
といった感じですね。
前者は職場や学校のクラスメートなど関わりたくなくとも関わらないといけない場合に多く、逆に後者は近所付き合いや他のクラスなど避けようと思えばいくらでも避けられる場面で多いでしょう。
挨拶を無視されたことがある
挨拶はコミュニケーションの基本ですが、人によっては挨拶しても返さない、いわゆる無視をする人もいます。
挨拶を無視されるというのは中々ショックなもので、一度無視されると次からその人に対して挨拶するのが億劫になりますし、他の人に対しても無視された経験がフラッシュバックして自分から挨拶するのが怖くなってしまいます。
そのため自分から挨拶しない人はこのように過去に挨拶を無視されたことがあり、それが原因で
「無視されるぐらいなら自分から挨拶するのやめよう」
と自分から挨拶するのを遠慮がちになった、やめてしまったというのも考えられます。
自分から挨拶せず、相手から挨拶されたら返すようにすれば無視される心配はありませんからね。
挨拶を必要と思っていない
挨拶は職場に着いたときや知り合いにたまたま出くわしたときなどには常識としてするもの。
しかし、自分から挨拶しない人はそういった挨拶をするような場面でも挨拶を必要とないと思っていることもあります。
これは育った環境に大きく影響されるでしょう。
小さい頃から挨拶をするように育てられなかった人はこういった傾向に多いです。
そのためこのような考えで自分から挨拶しない人は、その家族も同じように自分から挨拶しないことが多いです。
相手のことを見下している
自分から挨拶しない人の心理として相手のことを見下しているというのも考えられます。
こういった人は相手が自分よりも下だと思っているため、
「向こうが挨拶してきて当たり前」
「自分から挨拶したら負け」
などと考えていることが多く、そのプライドから頑なに自分から挨拶しようとしません。
またこういった人は職場の上司や先輩に多いでしょう。
「年下だから・新人だから向こうから挨拶してきて当たり前」
「自分は上司・先輩なんだからそっちから挨拶してこい」
といったようにその上下関係からこのような考えに陥ることも少なくありません。
挨拶されるのが習慣になっている
もしも自分から挨拶してこない相手とそこそこの付き合いがある場合は、相手は挨拶されるのが習慣となっている場合が考えられます。
「いつも向こうから挨拶してくるから自分からはしなくていいや」
「自分からしなくても向こうから挨拶してくるし」
といった感じですね。
こういった考え方はこちらからアクションを起こさないと自分から話さない、連絡しないような人にも見受けられます。
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自分から挨拶するのが苦手
自分から挨拶しない人は自分から挨拶するのが苦手というのも考えられます。
自分から挨拶するのが苦手な理由としては
- 迷惑なのではないか心配
- 声をかけるタイミングが分からない
- 自分から声をかけるのが恥ずかしい
- 無視されるのが怖い
といった感じですね。
このように自分から挨拶するのが苦手だと
「出来ることなら挨拶されたい」
「挨拶されるまで待とう」
「相手が気付くまでは気付かないフリをしよう」
と挨拶するのに消極的になってしまいがちです。
まとめ
というわけで今回紹介した自分から挨拶しない人の心理や理由をまとめると
- 関わりたくない
- 挨拶を無視されたことがある
- 挨拶を必要と思っていない
- 相手のことを見下している
- 挨拶されるのが習慣になっている
- 自分から挨拶するのが苦手
といった感じですね。
頑なに自分から挨拶しない人はたとえこちらから挨拶をしたら挨拶を返してきても、ある程度付き合っているとだんだん不満が募っていくもの。
しかしどんな理由であれ自分から挨拶しない人は持って生まれた性格のようなものなので、そのスタイルが変わることはまずないでしょう。
そのためどれだけ不満があっても自分から挨拶しない人に対しては「そういう人なんだ」と割り切って付き合う方が精神衛生上いいでしょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。