学校や職場など色んな人が集まる場所ではどうしても嫌いな人や気が合わない人がいるものですが、中には
「上司が自分にだけ厳しい」
「職場に自分にだけ当たりが強い女性がいる」
「先生が自分にだけきつい態度をとる」
といったように自分にだけ当たりが強い人がいて悩んでいる人も少なくないでしょう。
そこで今回はそんな人向けに自分にだけ当たりが強い人の心理と対処法をいくつか紹介したいと思います。
ぜひ参考にしてみてください。
見下す
自分にだけ当たりが強い人は見下して接するのも対処法の1つです。
というのも他人を必要以上に攻撃する人には
- 相手に対して劣等感がある
- 自分に自信がないため、他人を攻撃して優越感を得る
といった心理的特徴があります。
つまり自分にだけ当たりが強い人はその態度とは裏腹に何かに怯えている弱い人と考えられます。
ですのできつい言い方や強い当たり方をしてきた際には
「この人、口では強いこと言ってるけど本当は弱い人なんだよなあ」
「自分に自信がないからって他人に当たるなんて可哀相」
などと心の中で見下しましょう。
そう思うだけでも自分にだけきつく当たられた時のストレスは以前に比べて大分マシになりますし、次第にはきつく当たられても何とも思わないようになるはずです。
気にしない
自分にだけ強く当たる人は気にしないのも対処法の1つです。
上記で挙げた心理の元、自分に強く当たってきているとしてもそれは自分ではなく相手の問題ですのでどうしようもないですし、それ以外にも
- ただ単純にあなたが気に入らない・気が合わない
といった理由できつく当たる人もいます。
相手の性格を変えることはとても難しいですし、それはそれでストレスになってしまいます。
またどんなところにいってもおかしな人はいますし、ある程度の人間が集まったら自分のことを嫌いな人や気が合わない人は出てきて当然です。
そのため自分にだけ当たりが強い人がいても
「この人はどうしようもない」
「この人はこういう性格だから」
と深く考えないようにするのも大切です。
見下すのもそうですがこうして相手を変えずに自分の心構えを変えるだけでも精神的な負担は全然違ってきます。
極力関わらないようにする
自分にだけ当たりが強い人は極力関わらないようにするのも対処法の1つです。
上でも書きましたが自分にだけ当たりが強い理由が相手にある場合はこちらから向こうに対して出来ることはありません。
つまりこのような人は自然災害と一緒です。
台風や地震などは誰にもどうすることは出来ませんよね。それと同じです。
とはいえ自分にだけ当たりが強い人は自然災害と違って意図的に関わらないようにすることは出来ます。
関わる機会を減らすことによって、その分自分にかかる負荷も少なくすることが出来ます。
ですので自分にだけ当たりが強い人には
- 自分から話しかけない
- 用事があっても他の人にお願いする
などと関わらないように工夫してみましょう。
学校や職場など相手と顔を合わせる頻度が高かったり、どうしても毎日関わらないといけないという人もいると思いますが、工夫次第で少しでも関わる機会を減らすことが出来るはずです。
相談する
自分にだけ当たりが強い人がいる時は、そのことを他の人に相談するのもいいでしょう。
誰かに悩みを相談するだけで心もいくらか軽くなりますし、その人なりのアドバイスをもらうことも出来ます。
またその相談相手が当たりの強い人と同じクラス、同じ職場など関わりの近い人であれば、何か協力してもらえることもあるかもしれません。
自分の言動を見つめ直す
自分にだけ当たりが強い人がいる時は、これまでの自分の言動を見つめ直してみるのもいいでしょう。
この記事では自分にだけ強く当たってくる人は
- 自分に自信がない
- ただ単に気に入らないから
といったように相手の問題のためどうしようもないと書きました。
ですが場合によっては相手に過去に注意されたことや同じミスを繰り返すためにきつい言い方になっているなど原因が自分にある場合も考えられます。
やはり相手も人間ですので何度注意しても直らなかったり、指摘しているのに同じミスを繰り返されたりすると強く当たってしまってもおかしくはありません。
そのためこれを機に
- 今までの自分の言動に何か問題はないか?
- 相手に指摘されたことを繰り返していないか?
といったようにきつく当たられる心当たりがないか考えてみましょう。
もしも心当たりがあるのであればそれを改善するように努め、心当たりが無いようであれば相手に問題があるので上で紹介した対処法を使いましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
同じクラス、同じ職場などいつも行かないといけない場所に自分にだけ当たりが強い人がいるととても辛いものです。
ですが自分にだけ当たりが強い人はほとんどの場合、相手の問題であることが多いです。
そのためあまり深く考えないようにするなどこちらの心構えを変えて、自分の身を守りましょう。