家庭によっては「何時までに家に帰らないといけない」という門限が決められているという人もいるでしょう。
ですが門限を決められていると
「友達と遊んでいる途中で自分だけ帰らないといけない」
「遠出することが出来ない」
「学校、部活、バイトが終わっても寄り道出来ない」
などといった様々な悩みがつきまといますよね。
また大学生、社会人になっても門限があることに頭を抱えている人も少なくないと思います。
そこで今回はそんな人向けに門限に厳しい親を説得する方法をいくつか紹介したいと思います。
ぜひ参考にしてみてください。
門限を無くそうと考えない
門限が厳しいことに不満を抱く誰しもが、「門限が無くなればどれだけいいか」と思うことでしょう。
ですがだからといって親を説得するときにいきなり門限を無くしてもらうような言い方をするのは賢明ではありません。
親も意地悪で門限を決めているわけではなく、子供が心配がゆえにしているので「門限を無くしてよ」なんて言っても「それは出来ない」と一蹴されてしまいます。
また言われたことをすぐに否定されるのはイラッとしますし、そのイライラが原因で言い争うことになってしまったら、今後門限について説得するのが更に難しくなります。
ですのでいきなり門限を無くすような交渉ではなく、門限の時間を延ばしてもらうなどまずは制限を緩めてもらうことを考えましょう。
そして徐々に門限を緩めてもらい、最終的に門限自体を無くしてもらうように手順を踏むのがいいでしょう。
信用を得る
では門限を緩めてもらうように説得するにはどうすればいいのか?という点ですが、まずは親から信用を得るように心がけるといいでしょう。
日頃から門限を守らないのに「門限を緩めてくれ」なんて言われても親は納得しません。
ですので日頃から門限をしっかりと守って親からの信用を得ることで、交渉する際に「門限を緩めても大丈夫かな」と説得力を持たせることが出来ます。
そして門限を緩めてもらってからもしっかりと守り続けることで信用を得ることは忘れないようにしましょう。
1度門限を緩めてもらえることが出来れば、案外その後はずるずると緩めてもらえるものです。
ですので1回だけ、少しだけでも門限を緩めてもらえることが出来れば、最終的な目標である門限自体を無くすことにぐっと近づくことが出来ます。
代わりの条件を提案する
また門限について親を説得するときには信用を得るだけではなく、門限を緩めてもらう代わりの条件を提案するのもいいでしょう。
たとえば
- 次のテストで○○点以上取れたら門限を緩めて欲しい
- 門限を破ったら今よりも厳しくしていいから、その代わり1時間だけ延ばして
- 週に1度だけ本屋に寄りたいから、せめてその時だけ門限を無くして欲しい
などといった感じですね。
このようにすればそれだけ門限を緩めて欲しいんだ!という思いも伝わりやすいですし、具体的な条件を提示することで親にも「そこまで言うなら…」「それならいいかな」と納得させやすくなります。
ただこうして門限を緩めてもらった場合、その後提示した条件や約束を破ったときには
- 前よりも門限について厳しく言われるようになる
- 今後門限について親を説得させることが難しくなる
といったことが考えられます。
そのため門限を緩めてもらうことを優先して、守れないような条件や約束を交わさないように気を付けましょう。
ただ逆に言えば守ってしまえばそのようなものは無いに等しいので、絶対に守れる自信があるのであれば、門限について交渉するときに1つだけでなく何個も条件を提示することで説得力を持たせることが出来ます。
まとめ
というわけで今回は門限に厳しい親を説得する方法を紹介しました。
親を説得するには色々な工夫がいりますが、やはり一番のポイントはいきなり門限を無くしてもらおうとはしないことですね。
急がば回れという言葉があるようにしっかりと手順を踏み、徐々に徐々に交渉することが一番の近道でしょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。