「○○さんがこういう悪口を言ってたよ」
世の中にはこのように他人が言っていた悪口をわざわざ本人に伝える人がいます。
ですがわざわざ悪口を伝えられてもそれはそれであまり良い思いはしませんよね。
そのため
「何であの人は悪口をわざわざ本人に告げ口するんだろう？」
「悪口を本人に言う人は何考えてるの？」
とその行動を疑問に思っている人も少なくないと思います。
そこで今回はそんな人のために悪口を本人に伝える人の心理をいくつか紹介します。
ぜひ参考にしてください。
目次
悪口を伝えたときの相手の反応が知りたい
悪口を本人に言う人の心理として、悪口を伝えたときの反応が知りたいというのが考えられます。
やはり悪口というのは言われて良い気分はしません。
そのため悪口を言われた瞬間というのは嫌な気分になりますし、それが態度や顔に出てしまうもの。
それは誰しも共通ですのでたとえ嫌な相手だとしても悪口を言って悲しげな表情をされると自分の良心が痛むもの。
なのでよっぽどじゃない限りは面と向かって悪口なんて言わないでしょう。
しかし世の中には他人が傷つく姿や嫌な顔をするのを見るのが大好きな人が一定数いるもの。
いわゆる「他人の不幸は蜜の味」というやつですね。
こういった人は自分に関係が無いことであればとにかく他人の不幸が大好きな人で、特に身近な人の不幸ほど喜ぶ傾向にあります。
そのため誰かが言っていた悪口を本人に伝えることは
- 自分が言ったわけではないから関係ない(あくまでも言った本人が悪いと思っている)
- 伝えることで嫌な表情をすることが期待できる
といったようにこのような性格の人にとっては大好物なシチュエーションなため、このような行動を取るというのが考えられます。
他人の関係を悪化させたい
悪口を本人に伝える人の心理として考えられるもの2つ目は他人の関係を悪化させたいというもの。
悪口は言われたら傷つくのと同時に、言った相手への印象も変わってくるもの。
そのためそれを知った上で悪口を本人に伝え、2人の関係を悪化させようとしていることが考えられます。
なぜわざわざこういったことをするのか？という点ですが、これは上で挙げたように他人のトラブルやいざこざを見て楽しみたい「他人の不幸は蜜の味」タイプゆえの行動であることが多いです。
相手を独占したい
またその他にも2人の関係を悪化させることで相手を独占しようという心理もあります。
というのも関係がこじれると交流する人が1人減るため、必然的に自分と関わる機会が増えます。
そうすることで相手を自分のものにしようと考えるパターンもあります。
全員が全員このような行動をするわけではありませんが、友達が他の誰かと仲良くしていると嫉妬してしまうなど相手を独占したいと思っている人は意外にも多いもの。
また人によっては相手を独占するために本当は悪口なんか言っていないのに言ったことにするなど嘘をでっちあげて関係を悪化させようとする場合もあります。
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優越感に浸りたい
人は自分が他の人より優れていたり、逆に他人が自分よりも劣っていると感じられる瞬間に優越感を得るもの。
そのため悪口を本人に伝えることで
- お前は○○から悪口を言われている＝お前は自分よりも立場が低いんだ
- 自分はお前の悪口を聞くほど○○とは親密なんだ
という風に自分の方が相手よりも立場が上であることを示すために使い、それで優越感を得ようという心理も考えられます。
ただ当然ながら悪口を言われた人が言われない人よりも劣っているわけではありませんし、悪口を聞けるからといって特別な関係というわけではないため、これは告げ口する人の浅はかな妄想と言っても過言ではありません。
嫌なところを遠回しに伝えたい
人は誰しも嫌な部分があるもの。
たとえそれがいつも一緒にいる仲の良い友達や大好きな彼氏彼女だとしてもちょっと指摘したくなるような部分というのはありますよね。
しかしだからといって嫌な部分を直接伝えるのも気が引けます。
ですがそんなときに自分が本人に言いたかったことを言っている人がいれば、それを利用して
「○○さんがこういう悪口言ってたよ」
とあくまでも自分が言ったわけではないというスタンスを保ちながら自分が言いたいことを伝えることが出来ます。
そのため悪口を本人に言う人の心理にはこうして自分の言いたいことを遠回しに伝えるためというのも考えられます。
相手に気に入られるため
悪口を本人に伝える人の心理として相手に気に入られるためというのも挙げられます。
というのもわざわざ自分で言った陰口を本人に伝える人はいないため、
「○○さんがこういう悪口を言っていたよ」
と伝える人は相手からしたら
「伝えてきたということはこの人は一緒になって悪口は言っていないんだな」
という気になってしまうもの。
またそれ以前に悪口を言われるのはショックなので、伝えられた瞬間は悪口を言ってくる人のことで頭がいっぱいになるためそこまで気が回りません。
また悪口を本人に伝える際に
「○○がこういう悪口言ってたよ。まじ最低だよな」
などといったように伝えられる側の肩を持つ発言を添えることで、悪口を言っていた相手に対するマイナスな気持ちが増大すると共に、
「悪口を伝えてきた人は善意のためにしてるんだ」
「自分の味方なんだ」
と錯覚に陥りやすくなります。
また人によってはたとえ悪口でも自分が知らない情報を教えてくれたことに感謝し、伝えてきた人に対して信頼を寄せるという場合もあります。
このようなことから本人に悪口を伝えることで、相手からの自分の評価を上げようと考える人もいます。
悪口を本人に伝える人の心理まとめ
いかがでしたでしょうか？
今回紹介した悪口を本人に伝える人の心理をまとめますと
- 悪口を伝えたときの相手の反応が知りたい
- 関係を悪化させたい
- 相手を独占したい
- 優越感に浸りたい
- 嫌なところを遠回しに伝えたい
- 相手に気に入られたい
といった感じですね。
たとえどんな心理であれ、悪口を本人に伝える人は自分にとってマイナスな存在には変わりません。
そのためどのような動機であれ、悪口をわざわざ告げ口してくる人がいたら早めに付き合い方を改めた方がいいでしょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
