高校入学など新しい生活が始まる時は誰しも友達を作りたいと思いますので、
「高校生になったら沢山友達を作ろう!」
と意気込んでいる人も多いことでしょう。
ですがいざ入学してみると
「友達作りに出遅れてクラスで孤立してしまった」
「もうグループが出来てしまっていて話しかけることができない」
と最初の友達作りに失敗し、その後も友達ができないで悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
そこで今回はそんな人向けに高校で友達ができない時の対処法をいくつか紹介したいと思います。
ぜひ参考にしてみてください。
今からでも遅くない
最初の友達作りに失敗し、出遅れてしまったら
「もうグループが出来てしまって話しかけることができない…」
「話しかけても壁を感じる…」
ともうこのまま友達ができないのではないかと不安になってしまいますよね。
ですがそんなことはありません。
友達作りに出遅れて周りとの温度差を感じてしまっているだけで、誰しも最初から仲良くなることは出来ませんのでそれが普通です。
たとえ今仲良く楽しそうにしている人達も最初はよそよそしい関係から少しずつ今の関係を構築していったのです。
またやはり誰しも新しい場所で1人になるのは怖いもの。
そのため高校に入学してまだ日が経っていない(一学期も終わっていない)場合は、孤立するのを恐れてとりあえず勢いで一緒に過ごせる程度の人とくっついてるだけで、一見仲良さそうなグループに見えてもそれとは裏腹にお互いを探り合っている上辺だけの関係が多いです。
友達は一緒に行動して話せる程度の関係であれば築くのはそこまで難しくありませんが、深い仲になるにはいろんな経験を共有しないといけないのでどうしても時間がかかりますからね。
このように案外自分が思っているほど周りは仲良くありません。
特に新しい生活が始まって日が浅ければ浅いほど。
ですので「今からでも遅くない」という気持ちを持って友達作りに励むことも大切です。
この時期は友達ができないで悩む人もいれば、勢いで入ったグループや今一緒にいる人が合わなくて悩んでいる人も非常に多いのであなたが声をかけてくれたおかげで助かる人も沢山いるはずです。
とにかく話しかける
高校で友達ができない時はとにかく話しかけてみましょう。
「それが出来ないからこうして悩んでいるんだよ…」
と思うかもしれませんが、やはり友達作りの基本は話すことからですし、自分から待っていても話しかけられることはありません。
そのため今の状況で友達を作るには自分から話しかけるしかありません。
上で紹介したように
「今からでも遅くない」
「最初は皆よそよそしい関係からスタートする」
「思っているほど皆は仲良くない」
などといったように自分を鼓舞して話しかけてみましょう。
どんなことも行動に移す前はあれこれ考えて不安に思ってしまうものですが、いざ実行してみると大抵の不安は思ったほどのものではありません。
行動してみれば案外どうにかなるものです。
孤立している人に話しかける
ただやはりそうは分かっていてもグループが出来ている状況で他の人に話しかけるのは難しいですよね。
そういった人は孤立している人を狙って話しかけてみるのもいいでしょう。
クラスの皆が皆、グループに入っていたり誰かと常に一緒にいるというわけではないと思います。
大抵の場合は孤立している人が何人かはいるはずです。
もしも孤立している人がいないとしてもあまり他の人との繋がりが強くなかったり、1人でいることが多い人は必ずいるはずです。
友達ができない時はそのような人を狙って声をかけてみましょう。
1人でいる人であればグループで一緒にいる人達よりも話しかけやすいですし、1対1でコミュニケーションがとれるので仲良くもなりやすいです。
また上でも書いたように誰しも新しい場所では1人になるのは嫌なもの。
そのため孤立している人が1人で平気そうに見えても、あなたと同じように友達ができないことを悩んでいる可能性は十分あります。
そんな時に話しかけてくれる人がいればきっと喜んでくれますし、自分と同じ境遇の人には親近感が湧きますのですでにグループや一緒にいる人がいる人達よりも友達になりやすいです。
グループに入れてもらう
高校で友達ができない時は思い切ってすでにできているグループに入れてもらうのもいいでしょう。
上でも書いたように仲良さそうに見えて実はグループ内で上手くいっていないところというのがあるものです。
また素直に頼めば入れてくれるところも必ずあります。
むしろ嫌がられることの方が少ないでしょう。
もしもグループに入ろうとして嫌な態度をとられたらその人達の性格が悪いだけなので
「こんなところに入らなくて良かった」
と前向きに考えればいいだけです。
ただすでにできているグループにどうやって入ればいいか分からないという人もいると思います。
そういった人は下の記事で詳しく書いていますのでぜひ参考にしてください。
新しいことを始める
高校で友達ができない時は新しいことを始めるのもいいでしょう。
新しいこととは
- バイト
- 部活
- スポーツ
- 趣味
など探せば沢山あります。
特に高校生は中学生よりも自由ですので尚更出来ることが多いでしょう。
新しいことを始めることによってそちらで交友関係を築くことが出来ますし、もしかしたら同じ部活、同じバイト、同じスポーツクラブに入っているなど同じことをしている人がクラスにもいて、これをきっかけに友達に…ということも十分あり得ます。
またたとえ新しいことを始めてクラスに友達が出来なかったとしても、新しい方で上手くいっていればそちらが心の拠り所となってくれます。
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気にしない
高校で友達ができない時は気にしないのも大切です。
というのも周りが友達と仲良くしている中で自分だけ友達がいないと
「何で自分だけ…」
と思ってしまうかもしれませんが、人間には得意なこと苦手なこと、向いてること向いてないことがありますし、クラスに必ず自分に合った人がいるとは限りません。
そのため良い出会いがなければ友達はできませんし、友達がいないのはつらいと思うかもしれませんが合わない人と無理矢理付き合うのもそれはそれで苦しい思いをするはめになります。
特に学校のクラスのような狭い場所では一度入ったグループを抜けることはそう簡単ではありませんからね。
また1人が嫌だからといって無理に友達に合わせて時間をつぶすよりかは、友達を作らずにその分、趣味やバイト、勉強などに時間をかけた方が長い目で見れば得になることが多いです。
現に友達がいない分、勉強に時間を費やして成功した人は沢山いますし、現在創作で有名な人達(漫画化、小説家)は学生の頃から創作に打ち込んできた人が多いです。
そのため友達がいないならいないでメリットがありますし、友達ができなくてもこの先十分生きていけます。
なので友達ができないでもそれほど深く考えず、むしろ
「その分沢山時間が使えるから勉強していい大学行ける」
「友達いない分、漫画が描ける!いつかは自分も漫画化になって見返してやる」
と前向きに考えましょう。
何でもそうですが時間をかけて努力を続ければ必ず結果は出ます。
その頃には
「友達がいなくて良かった」
と思えるでしょうし、何かに打ち込んでいる人は他人からはとても魅力的に映りますのでいつの間にか友達が出来た…なんてことも十分あるでしょう。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?
新しい場所で友達ができない時はとても焦りますよね。
ですが友達ができなくても自分が思っているほど大したことはありませんし、友達を作るために行動しようとする時によぎる不安も同じです。
そのためあまり深く考えずにいきましょう。
友達を作るにしろ、このまま友達ができないにしろどのようになろうが自分の気持ち次第でこれからの人生はどうとでもなります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。