今までやられたことをやり返すという復讐劇は、時にスカッとしたり、時に後味悪い気持ちになるもの。
今回はそんな復讐劇をテーマにした日本の映画(邦画)のおすすめを紹介します。
日本のおすすめ復讐映画
ミスミソウ
「ハイスコアガール」「でろでろ」などで知られる漫画家・押切蓮介の同名漫画を実写映画化したもの。
クラスメイトにいじめられた女子高校生がいじめっ子たちに復讐する話なのですが、いじめも復讐も内容が過激で、かなりバイオレンスな仕上がりになっています。
スカッとするというよりは、重く悲しい余韻が残る、そんな復讐劇です。
さまよう刃
東野圭吾の同名ベストセラー小説を映画化したもので、少年達の手によって娘を失った父親による復讐劇もの。
少年法について考えさせられる作品です。
日本だけではなく韓国でも映画化されており、そちらはキャストも展開も日本版と異なるので興味がある方はそちらも検討してみるといいでしょう。
重力ピエロ
伊坂幸太郎の同名小説を映画化したもの。
近所で起きる連続事件の犯人を探すというミステリー展開で物語が進行するので、最初から最後まで復讐する人物に焦点が当たるわけではありませんが、親に対する復讐が話の軸になっています。
血縁とは、遺伝とは、家族とは、といったテーマに沿った作品です。
その夜の侍
妻を失った男による犯人への復讐もの。
この作品はスカッとする爽快な復讐劇というわけではなく、復讐を胸に誓った男のやるせない、生々しい日常を描いた作品です。
そのため爽快な復讐劇を望んで見るとモヤモヤしてしまうかもしれませんが、これはこれで復讐というテーマを別角度で描いた傑作になっています。
主人公が5年越しに犯人に対して決着をつけるシーンは見ものです。
讐 ~ADA~
前編・後編で別れている作品。
前編では塾の宣伝撮影中に突然乱入してきた女性2人組が塾生徒達を次々手にかけたり、その家族まで狙うという凶行を描かれ、後編ではその2人組の動機が描かれます。
前編だけを見れば「どうしてこんなひどいことを…」と思ってしまうのですが、後編で犯人の動機を知ればその凶行も納得してしまいます。
前編・後編で別れていたり、ドキュメント形式で物語が進むところなど他作品とは異なる部分も多いですが、内容はシンプルな復讐劇になっています。
告白
原作湊かなえのベストセラー小説を映画化したもの。
学校を舞台に、いじめによって我が子を失った女教師が生徒たちに復讐する話。
子供相手とは容赦せず、生意気な少年達を懲らしめていく様は見ていてスカッとします。
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まとめ
というわけで今回は日本の復讐映画のおすすめを紹介しました。
気になった作品があったらぜひこれを機に見てみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。