部活を辞めるとなると色々と気になることが出てくるもの。
その内の1つとして部活を辞める時の挨拶が挙げられます。
「部活を辞めるときの挨拶の言い方はどうすればいいんだろう?」
「LINEやメールじゃダメなのかな?」
「辞めたあと、学校内で先輩に会ったときには今までみたいに挨拶した方がいいのかな?」
「ていうか退部するときは必ず挨拶しないといけないの?」
といったように部活を辞めるときの挨拶について色々と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
そこで今回はそんな人向けに部活を辞める時の先輩や部員への挨拶の仕方や、挨拶する際に気になる点の解決案などを紹介します。
ぜひ参考にしてください。
部活を辞めるときの挨拶の言い方
部活を辞めるときの先輩への挨拶の仕方ですが、ポイントは以下の2点です。
- 部活を辞めることになったという事実
- 今までの感謝
といった感じですね。
とりあえずこの2つさえ抑えておけば、退部するときの挨拶は十分です。
例文を挙げれば
「急ですが部活を辞めることになりました。短い間でしたがご指導ありがとうございました」
「この度は部活を辞めることにしました。今までお世話になりました」
といった感じですね。
自分も相手も学生ですし、あくまでも部活内の関係ということでこのようにそれほどかしこまらずにフランクな感じで十分です。
部活のLINEグループを抜けるときの挨拶もこんな感じで大丈夫です。
ただある程度仲が良かった先輩だったり相手によっては
「どうして辞めることになったの?」
と辞める理由を聞かれることがあります。
そのためそういうときは
「〇〇(部活を辞める理由)といった事情でこの度辞めることになりました。今までお世話になりました」
と挨拶する際に先に辞める理由を言うのもいいですし、理由を聞かれるのが別に嫌でないのであればとりあえず辞めることになった事実だけを伝えて、理由を聞かれたら答えるスタンスでもいいでしょう。
もしも部活を辞めることになった理由を正直には言いたくないときは、
「家庭の事情で~」
「部活と勉強の両立が難しくなったので~」
「勉強に専念しようと思ったので~」
などと部活以外の理由にしておくと無難でしょう。
ただ学校は沢山の人がいる割には狭いコミュニティなので、部活を辞めた本当の理由がどこから部員の耳に入るか分かりません。
そのためこういった理由を使って辞める挨拶をする際は
- 同級生など他の人にも同じ理由を言っておく
- 本当の理由を知っている人に他の人には言わないように頼んでおく
などの対処法を打っておくといいでしょう。
LINEやメールで伝えてもいいの?
今はスマホが普及して中学生や高校生でもLINEやメールなど直接会わなくとも連絡を取り合える環境になっています。
そのため人によっては
「直接会うのは恥ずかしいからLINEで挨拶したい」
「直接挨拶して回るのはめんどくさいからLINEで挨拶したらダメなの?」
と思う人もいるでしょう。
これに関しては出来るなら直接の方が相手の印象は良いが、LINEで伝えても特に問題はないと言えます。
というのもよっぽどかしこまったり、そういったことに厳しいような部活でなければLINEで挨拶したからといって悪く思われることはありません。
ただ
- 顧問に皆の前で挨拶しろと言われている
- その部活では辞めるときは直接挨拶して回るのがルールになっている
などの場合は、それを無視してLINEで挨拶するとその後の人間関係が気まずくなる可能性があるので注意が必要です。
退部するときの挨拶は必ず必要?
挨拶するというのは何だか恥ずかしいですし、辞めるときはどこか後ろめたい気持ちがあるため尚更です。
また人によっては部活の人間関係が原因で辞めることになり、
「もうあんな人達と会いたくない」
「あいつらに直接挨拶なんかしたくない」
なんて人もいるかもしれませんね。
そのため人によっては
「退部するときの挨拶をしたくない」
「出来るなら挨拶なしで辞めたい」
と思う人もいるでしょう。
これについては出来れば挨拶した方が好ましいが、しなくても大事にはならないと言えます。
しかし辞めるときの挨拶などをうやむやにして退部すると、その後学校で部の人に会う度に挨拶しなかったことから後ろめたい気持ちになったりして気まずい思いをする羽目になります。
そのためそういった点が気になる人はLINEでもいいので形だけでも挨拶しておくと、後ほど挨拶しなかったことで嫌な思いをしなくて済みます。
辞めたあとに学校内で会ったら挨拶するべき?
また部活を辞めるとなると気になるのが
「部活を辞めた後に学校内で先輩に会ったときは挨拶するべきなのか?」
といった点。
部活にいるときは立場的に挨拶するのが当たり前なので特に気になりませんが、部活を辞めたとなるとその辺りはどうすればいいのかうやむやで気になる人もいるでしょう。
これに関しては会釈程度でもいいので辞めたあとも挨拶しておくと無難です。
というのも部活を辞めた以上挨拶を必ずする必要はないのですが、それでも今まで挨拶してきていた後輩が部活を辞めたからといって挨拶をしてこなくなるのは先輩としては寂しいもの。
また人によってはその姿を見てあまり良く思わない人もいるでしょう。
ですので
「先輩との関係を断ち切りたい」
「挨拶もしたくない」
というわけでないのであれば、部活を辞めたからといってわざわざ自分から挨拶をしないで悪い印象を与える必要はありません。
先輩からしてもたとえ今は辞めた部員でも挨拶されるのは嬉しいもの。
ですが逆に
「挨拶すらしたくない」
「関わりたくない」
「辞めたからどう思われてもいい」
という場合は、辞めたあとに会ったときに挨拶しないのも選択肢の1つです。
相手からはあまり良く思われないかもしれませんが、先輩には先輩の学校生活がありますので辞めた部員が挨拶しないからといってそれが原因でトラブルに発展する可能性は限りなく低いです。
【関連】部活を辞めた後の人間関係はどうなる?考えられるパターン3つ
まとめ
というわけで今回の記事をまとめると
- 部活を辞めるときの挨拶は辞める事実と今までの感謝の言葉の2つを意識するといい
- 直接会って言うのが一番だが、LINEやメールで挨拶しても問題はなし
- 退部するときはどんな形でもとりあえず挨拶しておいた方が無難
- 相手に対して特別に嫌なことがなければ、辞めたあとも会った際には挨拶しておくといい
といった感じですね。
部活を辞めることは学生にとっては一大イベントですので、退部時の挨拶1つでも色々と気になることが多いもの。
しかし社会的常識や責任を背負わなければならない仕事などではなく、あくまでもまだ学生の部活でのことなのでそれほど難しく考える必要はありません。
この分からないことはこの記事を参考にして、気楽にいきましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。