高校生は学校生活やクラスの人間関係、恋愛や部活、バイトや進路など様々なことに悩んだり興味を持つ時期であり、どんな形であれ一生に一度しかない貴重な3年間です。
今回はそんな高校生が主人公の青春映画(邦画)のおすすめを紹介します。
ぜひ参考にしてください。
目次
高校生が主人公のおすすめ青春映画
君に届け
あらすじ
舞台は北海道。
北幌高校に入学した黒沼爽子は性格は良いが、見た目が暗く、長い黒髪のせいで周囲からは「貞子」と呼ばれて恐れられ、クラスに全く馴染めないでいた。
しかし、自身とは対照的な、爽やかで、学年で男女問わず人気者で、噂を全く気にしないクラスメイトの風早翔太と親しくなった事をきっかけに、友情・恋愛・進路などを通して爽子は成長していく。
そんな爽子を中心とした登場人物それぞれの高校生活3年間の青春模様を描く。
キャスト・スタッフ
【キャスト】
多部未華子、三浦春馬、蓮佛美沙子、桐谷美玲、夏菜、青山ハル、金井勇太、、富田靖子(特別出演)、ARATA、勝村政信
【スタッフ】
監督:熊澤尚人
原作:椎名軽穂(集英社/別冊マーガレット連載)
脚本:根津理香・熊澤尚人
主題歌:「君に届け」flumpool(A-Sketch)
感想・評価
クラスの中で浮いた存在だった少女が、ひとりの男の子との出会いで勇気をもらい、友達をつくり、恋をしていくというストーリー。
人と人との繋がりの原点が描かれている作品で、王道の青春ラブストーリーですが恋愛だけではなく友情もしっかり描かれているのがより高校生ならではの青春感が際立ちます。
この作品を観終わった後は、きっといちばん大切な人に想いを届けたくなるはずです。
志乃ちゃんは自分の名前が言えない
あらすじ
高校一年生の志乃は上手く言葉を話せないことで周囲と馴染めずにいた。
ひとりぼっちの学生生活を送るなか、ひょんなことから同級生の加代と友達になる。
音楽好きなのに音痴な加代は、思いがけず聴いた志乃の歌声に心を奪われバンドに誘う。
文化祭へ向けて猛練習が始まった。
そこに、志乃をからかった同級生の男子、菊地が参加することになり・・・。
キャスト・スタッフ
【キャスト】
南 沙良、蒔田彩珠、萩原利久、山田キヌヲ、奥貫 薫
【スタッフ】
監督:湯浅弘章
原作:押見修造 「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」(太田出版)
脚本:足立 紳
音楽:まつきあゆむ
感想・評価
「惡の華」などで知られる漫画家・押見修造が描いた漫画が原作の映画。
特定の言葉を上手く発音できない「吃音症」に苦しむ女子高校生が主人公の作品ですが、主人公の友達の加代は音痴で悩んでいたり、クラスメイトの男子の菊池は空気が読めない言動をしてしまうことを悩んでいたりなどコンプレックスに悩む高校生達を描いた青春もの。
それぞれが持つコンプレックスに悩みながらも、必死に生きていこうとする姿に元気をもらえます。
桐島 部活やめるってよ
あらすじ
ありふれた時間が校舎に流れる「金曜日」の放課後。
1つだけ昨日までと違ったのは、学校内の誰もが認める“スター”桐島の退部のニュースが校内を駆け巡ったこと。
彼女さえも連絡がとれずその理由を知らされぬまま、退部に大きな影響を受けるバレーボール部の部員たちはもちろんのこと、
桐島と同様に学校内ヒエラルキーの“上”に属する生徒たち、そして直接的には桐島と関係のない“下”に属する生徒まで、 あらゆる部活、クラスの人間関係が静かに変化していく。
校内の人間関係に緊張感が張りつめる中、桐島に一番遠い存在だった“下”に属する映画部前田が動きだし、物語は思わぬ方向へ展開していく。
キャスト・スタッフ
【キャスト】
神木隆之介、橋本愛、東出昌大、清水くるみ、山本美月、松岡茉優、落合モトキ、浅香航大、前野朋哉、高橋周平、鈴木伸之、榎本功、藤井武美、岩井秀人、奥村知史、太賀、大後寿々花
【スタッフ】
監督:吉田大八
原作:「桐島、部活やめるってよ」朝井リョウ(集英社文庫刊)
脚本:喜安浩平、吉田大八
主題歌:「陽はまた昇る」高橋優(ワーナーミュージック・ジャパン unBORDE)
感想・評価
原作、朝日リョウの小説を映画化した青春群像ドラマ。
陽キャ、陰キャ、一軍グループ、二軍グループ、三軍グループ、運動部、文化部、勉強が出来る、運動が出来る、彼氏彼女がいる、いないといったように学生時代には一度はクラスにおける自分や周りの立ち位置を気にしたことがあると思います。
この作品はそんなクラスや学校内のヒエラルキー、いわゆる「スクールカースト」をテーマに描かれており、学校内の人気者「桐島」がいなくなったことにより周囲の様々な立ち位置のメンバーがどのように動いていくのか目が離せません。
視聴している途中で「自分は○○と同じような立ち位置だったなあ」などと当時の自分と比べてあの頃の記憶が甦ってくるでしょう。
君の膵臓を食べたい
あらすじ
高校時代のクラスメイト・山内桜良(浜辺美波)の言葉をきっかけに母校の教師となった【僕】(小栗旬)。
彼は、教え子と話すうちに、彼女と過ごした数ヶ月を思い出していく―。
膵臓の病を患う彼女が書いていた「共病文庫」(=闘病日記)を偶然見つけたことから、【僕】(北村匠海)と桜良は次第に一緒に過ごすことに。
だが、眩いまでに懸命に生きる彼女の日々はやがて、終わりを告げる。
それから12年。
結婚を目前に控えた彼女の親友・恭子(北川景子)もまた、【僕】と同様に、桜良と過ごした日々を思い出していた―。
そして、ある事をきっかけに、桜良が12年の時を超えて伝えたかった本当の想いを知る2人-。
キャスト・スタッフ
【キャスト】
浜辺美波、北村匠海、大友花恋、矢本悠馬、桜田 通、森下大地、上地雄輔、北川景子、小栗 旬
【スタッフ】
原作:住野よる『君の膵臓をたべたい』(双葉社刊)
監督:月川 翔
脚本:吉田智子
主題歌:Mr.Children「himawari」(TOY’S)
感想・評価
原作は小説投稿サイト「小説家になろう」に投稿されたもので、それを映画化したのがこの作品。
映画も原作も大ヒットして話題になっていたのでなんとなく知っている人も多いのではないでしょうか?
不治の病と闘いながら生きた証を残そうと思い出作りを進めるお話しで、感動して泣ける映画です。
ボックス!
あらすじ
幼なじみのやんちゃな天才ボクサー・カブ(市原隼人)の強さに憧れ、気弱な優等生ユウキ(高良健吾)は、恵美須高校のボクシング部に入部した。
怠け者だが天性のボクシングセンスを持つカブは試合でもいきなり連戦連勝。
誰の言うことも聞かないが、先輩のために体を張る仲間思いな一面も。
そんな親友カブのサポートもありながら、いじめられっこだったユウキは、ただ強くなりたい一心と持ち前の生真面目さで日々鍛錬を積み重ねていく。
そんな2人の成長を見守るのは、カブに恋心を抱き、押しかけマネージャーとなった丸野(谷村美月)、不本意ながらも新たにボクシング部の顧問となった英語教師の耀子(香椎由宇)、そして秘められた過去を持つボクシング部顧問の沢木(筧利夫)だった。
沢木の指導もあって、次第に強くなっていくユウキは、高校ボクシング界で無敵を誇るカブに一歩一歩近づいていった。
やがて、運命のライバルとなる2人。
そして、そこには、2人の友情の行方を左右する避けられない闘いが待っていた―。
キャスト・スタッフ
【キャスト】
市原隼人、高良健吾、谷村美月、清水美沙、宝生 舞、山崎真実、香椎由宇、筧利夫
【スタッフ】
監督:李闘士男
脚本:鈴木謙一
原作:百田尚樹(「ボックス!」太田出版刊)
音楽:澤野弘之
主題歌:『LAUGH IT OUT』(RIZE with 隼人)
感想・評価
百田尚樹の大ヒット青春小説を市原隼人主演で映画化したもの。
幼馴染みの天才ボクサー・カブに憧れボクシング部に入部した気弱な優等生のユウキが、やがて高校ボクシング界で無敵を誇るカブに一歩ずつ近付いていくというスポーツものの永遠のテーマ「天才VS努力」を描いた作品となっています。
最初はいじめられっ子だったユウキが鍛錬を重ねて強くなっていく姿はとてもワクワクされます。
ボクシングを題材にした爽やかなスポーツ青春映画が見たいという人におすすめです。
まとめ
というわけで今回は高校生が主人公の青春映画のおすすめを紹介しました。
気になる作品があったらこれを機にぜひ視聴してみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。