超能力によるド派手な演出や、超能力者たちによる戦い、特殊能力を持った人間がいる非日常な生活、そういった映画が見たいと思うこともあるでしょう。

そこで今回はそんな人向けに超能力が出るおすすめの日本映画(邦画)を紹介したいと思います。

ぜひ参考にしてください。

 

超能力が出る日本の映画おすすめ

曲がれ!スプーン

あらすじ

クリスマス・イブ、とある喫茶店“カフェ・ド・念力”。

そこでは、1年に1度本物のエスパー達が集い、普段ひた隠しにしている自らの能力を思う存分披露し合うエスパーパーティなるものが開かれていた。

一方、超常現象バラエティ番組のAD・桜井米(長澤まさみ)は、番組企画でエスパー探しに出発!

視聴者からの情報を頼りに日本全国を旅して回るがインチキばかり。

そんな米がひょんなことから、“カフェ・ド・念力”にたどり着く。

突然の米の来店に、自分達の超能力がばれてはならぬと、右往左往のエスパー達!

その上、偽エスパーの存在が発覚したからさあ大変!!

果たしてエスパー達は無事米を帰すことが出来るのか!?

クリスマス・イブ、エスパー達が巻き起こす、抱腹絶倒!ミラクル超能力コメディ!!!

 

キャスト・スタッフ

【キャスト】

長澤まさみ、三宅弘城、諏訪 雅、中川晴樹、辻 修、川島潤哉、岩井秀人、寺島 進、松重 豊、甲本雅裕、三代目魚武濱田成夫、ユースケ・サンタマリア(友情出演)、升 毅(友情出演)、佐々木蔵之介(友情出演)、平田 満、木場勝己、志賀廣太郎

 

【スタッフ】

監督:本広克行

原作・脚本:上田 誠(ヨーロッパ企画)

音楽:菅野祐悟

主題歌:「COSMIC BOX」 YUKI (EPICレコードジャパン)

 

感想・評価

超常現象を扱うバラエティ番組のダメADと、“カフェ・ド・念力”に集う個性豊かなエスパーたちが繰り広げる大騒動を描いたコメディファンタジー。

超能力者が出る映画はバトルやアクションもののことが多く、殺伐とした雰囲気のものが多いですが、今作はそんな中では珍しくバトルなどがないドタバタコメディー。

エスパー達が繰り広げる大騒動が面白く、クスッと笑えてちょっとした感動もあります。

頭を使わずに楽しみたい人におすすめです。

 

劇場版 SPEC~天~

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あらすじ

世の中には通常の人間の能力や常識では計り知れない特殊能力(=SPEC)を持った人間が潜んでいる。

もし、そのうち何パーセントかの特殊能力者が、その能力を悪用しているとしたら…。

通常の捜査では解決できない特殊な事件を専門に扱う部署[警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係」通称”未詳(ミショウ)”。

特別捜査官の当麻紗綾(戸田恵梨香)と瀬文焚流(加瀬亮)の元にとあるニュースがもたらされる。

これはスペックホルダーによる犯行なのか?事件はやがて国家をも揺るがす大事件となっていく。

シンプルプランとは?ファティマ第3の予言とは?

その時、当麻の左手に激痛が走る!

 

キャスト・スタッフ

【キャスト】

戸田恵梨香、加瀬 亮、伊藤淳史、栗山千明、三浦貴大、でんでん・浅野ゆう子(特別出演)、福田沙紀・神木隆之介、椎名桔平(特別出演)、竜 雷太

 

【スタッフ】

監督 堤 幸彦

脚本:西荻弓絵

主題歌:「NAMInoYUKUSAKI~天~」THE RiCECOOKERS(Anchor Records)

 

感想・評価

戸田恵梨香、加瀬亮主演の人気ドラマ『SPEC~』の劇場版。

今作は2010年に放送された連続ドラマ、そして2012年に放送された連続ドラマのラストから1年後を描いたスペシャルドラマの続きになるので、今までのシリーズを見たことがないと話の展開がよく分からないかもしれません。

ただ今までのシリーズを見ていなくとも個性豊かなスペックホルダー(超能力者)達との劇場版ならではのド迫力な戦いや、ハラハラドキドキな展開はとても魅力的で、今作からいきなり見たとしても超能力者映画として十分楽しむことは出来ます。

当然、これまでのシリーズを視聴していた方がより楽しめます。

またこの「天」の後にはスペシャルドラマ「零」、そしてシリーズ完結編となる劇場版「結」とまだまだ続きますので、暇で暇でしょうがないという人はシリーズの最初から最後まで見れば十分すぎるぐらい暇つぶしになります。

 

高台家の人々

あらすじ

平野木絵(綾瀬)は、“妄想”が趣味の口下手で不器用なOL。

そんな彼女が勤める会社に、ある日、名家“高台家”の長男・光正(斎藤)が転勤してくる。

長身でイケメン、祖母がイギリス人のクォーターで、東大卒、オックスフォードに留学経験もある光正と木絵にはまるで接点がない。

決して交わるはずのないふたりだったが、光正が木絵をいきなり食事に誘い、その関係は次第に深くなっていく。

しかも、木絵が“妄想”で頭の中をいっぱいにしているときに、普段はクールな光正がキュートな笑顔を見せるようになる。

まるで彼女の“妄想”を一緒に楽しむかのように。

そう、彼は人の心を読める“テレパス”だったのだ。

心が読めるがゆえに人間関係に辟易していた光正にとって、木絵の奇想天外な妄想と、純粋で温かい心の声は心地よかった。

しかし、順調に交際する二人に名家“高台家”という壁が立ちはだかる。

釣り合わない恋だと二人の関係を許さない光正の母。

そして、“テレパス”が二人の関係を変えていくことに……。

 

キャスト・スタッフ

【キャスト】

綾瀬はるか、斎藤 工、水原希子、間宮祥太朗、坂口健太郎、大野拓朗、塚地武雅、堀内敬子、夏帆、シャーロット・ケイト・フォックス、大地真央、市村正親

 

【スタッフ】

原作:「高台家の人々」森本梢子(集英社「月刊YOU」連載)

監督:土方政人

脚本:金子ありさ

音楽:菅野祐悟

主題歌:西野カナ/You&Me(ソニー・ミュージックレーベルズ/SMEレコーズ)

 

感想・評価

周囲の人間の心を読み取る能力を持った男性が、妄想癖のある地味な女性と恋に落ちる話。

原作の人気漫画を綾瀬はるかと斎藤工の共演で映画化したラブコメディになっており、綾瀬はるか演じる木絵の妄想がぶっ飛んでいて面白いです。

全体的にポジティブオーラ全開で癒されますので、日々の仕事や学校で疲れている人ほどおすすめです。

 

ストレイヤーズ・クロニクル

あらすじ

1990年代初め、ある極秘機関の実験によって、2組の“進化した”子供たちが誕生した。

全く違う方法で生み出された彼らの共通点は、通常の人間にはない特殊能力を持つこと。

だが、成長した彼らが選択したのは、正反対の道だった。

希望を信じた1組は、自分たちの能力を未来のために使おうとし、絶望に満ちたもう1組は、未来を破壊しようと決意した。

仲間との絆だけを頼りに生きてきた彼らが今、宿命によって引き合わされる。

彼らを利用しようとする権力者たちが暗躍する中、人類の未来を決する、切なくも壮絶なバトルが始まる──!

 

キャスト・スタッフ

【キャスト】

岡田将生、染谷将太、成海璃子、松岡茉優、白石隼也、高月彩良、清水尋也、鈴木伸之、栁俊太郎、瀬戸利樹、黒島結菜、青木崇高、渡辺大、忍成修吾、団時朗、日向丈、布施紀行、本郷奏多、豊原功補、石橋蓮司、伊原剛志

 

【スタッフ】

原作:本多孝好「ストレイヤーズ・クロニクル」(集英社 刊)

監督:瀬々敬久

脚本:喜安浩平 瀬々敬久

音楽:安川午朗

主題歌:ゲスの極み乙女。「ロマンスがありあまる」(unBORDE/ワーナーミュージックジャパン)

 

感想・評価

ある極秘機関の実験により、2組の“進化した”子どもたちが、正反対の道を選んで成長した後に2組の特殊能力者たちが壮絶な争いをするというストーリー。

アクションシーンが最近の邦画の中でもかなり頑張っている方で、魅了されます。

ただストーリーから超能力者達によるバトルてんこ盛りのように思いますが、思っているほどアクションシーンは多くないので、その辺りを期待して見ると肩透かしを食らってしまうかもしれません。

 

スキャナー 記憶のカケラをよむ男

あらすじ

残留思念<物や場所に残った人間の記憶や感情>を読みとることができる特殊能力を持つ仙石和彦(野村萬斎)と、相棒・丸山竜司(宮迫博之)に舞い込んだ依頼。

それはある女子高生からの、行方不明になったピアノ教師を捜してほしいという内容だった。

人捜しはやがて、予想だにしない事件へと発展していく…!

 

キャスト・スタッフ

【キャスト】

野村萬斎、宮迫博之、安田章大、杉咲 花、木村文乃、ちすん、梶原 善、福本愛菜、岩田さゆり、北島美香、峯村リエ、嶋田久作、風間杜夫、高畑淳子

 

【スタッフ】

脚本:古沢良太

音楽:池 頼広

監督:金子修介

 

感想・評価

残留思念という物や場所に残った人間の記憶や感情を読み取る異能力を持つ男が活躍する作品。

最初はコメディ調で進むものの、次第にシリアスな展開になっていくサスペンスミステリー映画となっています。

主演の野村萬斎の演技も魅力ですが、お笑い芸人である相方の宮迫博之の演技もいい味が出ています。

 

斉木楠雄のΨ難

あらすじ

生まれながらにとんでもない超能力を与えられた高校生・斉木楠雄。

彼の切実な願い、それは――「普通に生きたい」

しかし、斉木に想いを寄せる妄想しまくり美女や超能力でも気配が読めないバカなど、ワケありのクラスメイトたちがムダにからんでくる。

毎年恒例の一大イベント、文化祭。

その日を無事にやり過ごしたいだけの斉木に、災難がふりかかりまくる。

何かの陰謀か?やっかいな恋と友情、そして超能力が吹き荒れる!たかが文化祭で、まさかの地球滅亡!?

斉木はこの災難を乗り越えることが出来るのか?

 

キャスト・スタッフ

【キャスト】

山﨑 賢人、橋本 環奈、新井 浩文、吉沢 亮、笠原 秀幸、賀来 賢人、ムロツヨシ、佐藤 二朗、内田 有紀、田辺 誠一

 

【スタッフ】

脚本・監督:福田雄一

 

感想・評価

生まれながらに超能力を与えられた高校生の斉木楠雄が、彼の周囲にいるトラブルメーカー達が引き起こすの災難の回避のために超能力を駆使するというSFコメディ映画。

原作が漫画であり、すでにアニメ化もされており、尚且つ主要キャストに山﨑 賢人、橋本 環奈がいるということで何かと注目を集めていたので知っている人も多いかもしれません。

原作がギャグ漫画なだけあって終始ギャグに振り切っており、良い意味でくだない作品になっています。

 

クロスファイア

あらすじ

パイロキネシス(念動発火能力)という特殊な能力を持つ青木淳子(矢田亜希子)は、その能力ゆえ孤独な日々を送っていた。

密かに思いを寄せる会社の同僚・一樹(伊藤英明)の妹がとある事件に巻き込まれたことで、復しゅうのために自らの能力を使い始める。

だが、淳子の能力に興味を持つある組織と警察の追手が伸びようとしていた…。

 

キャスト・スタッフ

【キャスト】

矢田亜希子、伊藤英明、吉沢悠、長澤まさみ、原田龍二

 

【スタッフ】

監督・脚本:金子修介

 

感想・評価

宮部みゆきの小説「クロスファイア」と「燔祭」を映画として一つにまとめた作品。

特殊な力を持ってしまった者の悲しさが描かれ、全体的に暗い雰囲気が漂っています。

またパイロキネシス(念動発火能力)を持つ超能力者が主人公であり、それゆえに炎と爆発の演出も目立ちます。

 

まとめ

というわけで今回は超能力が登場する日本の映画を紹介しました。

気になった作品があったらこれを機に視聴してみてください。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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