中学生・高校生ぐらいになると「ゲームセンターに行ってみたい!」と思う人も少なくないでしょう。
ですが中学生・高校生ぐらいの年齢の子は県の条例によって、ゲームセンターにいてもいい時間が決まっています。
そこで今回は中学生・高校生はゲーセンに何時までいいのか?といった点について解説していきます。
ぜひ参考にしてください。
中学生・高校生はゲーセンは何時まで?
中学生・高校生がゲームセンターにいていい時間は「風営法」という法律により、
- 16歳未満は18時まで
- 16歳以上18歳未満は22時まで
と決まっております。
つまり中学生は13歳~15歳になりますので、16歳未満ということで18時まで。
高校生は16歳になれば22時までOKということになります。
このルールを守らずに、定められた時間以降もゲーセンで遊んでいるところを警察に見つかると補導されてしまいます。
ただ高校生の場合は3年生になると18歳になる人も出てきますが、こういった場合はどうなるのでしょうか?
この場合は18歳でも高校を卒業するまでは22時までしか利用できません。
これはゲーセンだけに限らずカラオケなどでもそうですが、基本的に年齢どうこうよりも「高校生は22時まで(16歳以上の場合)」と身分でくくられます。
そのため18歳になっても高校生である以上は、22時以降にゲームセンターを利用することはできません。
保護者同伴の場合は16歳未満でも22時までOK
先ほど解説したように16歳以上は22時まではゲーセンで遊べますが、16歳未満は18時までしか遊べません。
しかし2016年にこの条例の改正が行われ、16歳未満でも保護者同伴の場合は22時までゲーセンにいてもOKということになりました。
そのため家族と一緒であれば16歳未満の小学生や中学生などもゲームセンターで夜遅くまで遊ぶことが出来ます。
ただこの条例は地域ごとに多少異なり、地域によっては今まで通り保護者同伴でも18時までしか遊べないといったところもあります。
次では各地域ごとの条例をまとめていますので、自分の地域は保護者同伴なら何時まで遊べるのか確認してみるといいでしょう。
各都道府県ごとの入場可能時間
・保護者同伴なら16歳未満も22時までOKな都道府県
「北海道」「青森」「秋田」「山形」
「東京」「群馬」「千葉」「新潟」「山梨」
「長野」「静岡」「石川」「福井」「富山」「岐阜」「愛知」「三重」
「滋賀」「京都」「大阪」「兵庫」「奈良」「和歌山」
「岡山」「広島」「島根」「山口」「香川」「高知」「愛媛」
「福岡」「佐賀」「長崎」「大分」「熊本」「宮崎」「鹿児島」
・保護者同伴なら16歳未満も20時までOKな県
「宮城」「埼玉」「神奈川」「徳島」「沖縄」
・保護者同伴なら16歳未満も20時までOKな県(18歳未満は22時まで)
「福島」
・保護者同伴でも16歳未満は18時以降入場不可な県(今まで通り変更なし)
「岩手」「茨城」「栃木」「鳥取」
学校が禁止している場合は補導される可能性も
これまで中学生・高校生がゲームセンターにいていい時間について解説してきました。
ですが学校によっては時間を問わずゲームセンターへの入場を禁止しているところもあり、中には禁止しているということを地元の補導員や警察に知らせて、「うちの学校の生徒と思わしき子がいたら、注意してください」と頼んでいるところもあります。
こういった場合は決められた時間を守っていても補導員や警察に見つかると注意や補導、学校に連絡などをされてしまう可能性があります。
ですので学校の校則で禁止されている場合は行くとしてもあまり公にせず、尚且つ私服などで○○学校の生徒と一目で分からないようにしてこっそり行くようにしましょう。
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まとめ
というわけで今回は中学生・高校生がゲームセンターで何時まで遊んでもいいのか?という点について解説しました。
今回紹介した条例の時間を守らなくとも逮捕されたり罰金になったりするわけではありませんが、警察に見つかれば補導されてしまいますので、年齢ごとに決められた時間をしっかりと守るようにしましょう。