高校生になるとタバコを吸いだす人も少なくないでしょう。
ただ未成年者の喫煙は法律で禁じられていますので、
「タバコが警察にバレたらどうなるの?補導?」
「学校にバレたら退学になるの?」
とタバコがバレたらどうなるのか?といった点が気になる人もいると思います。
そこで今回はその辺りについて記事にしていきます。
ぜひ参考にしてください。
高校生のタバコがバレたらどうなる?
高校生のタバコがバレた場合、これはバレた相手が警察か学校かによって対応が変わってきます。
そのため今からは警察と学校の場合と別々で解説していきます。
警察にバレた場合
警察にタバコがバレた場合、この場合は逮捕や罰金などはなく、厳重注意か補導のどちらかとなります。
というのも「未成年者喫煙禁止法」という法律によって20歳未満の未成年の喫煙は禁じられていますが、この法律は未成年の喫煙を禁止するだけであって、破ったからといって喫煙した本人に対する刑事的罰はありません。
罰せられるのは未成年者にタバコを販売した人やお店になります。
そして厳重注意か補導のどちらになるか、これは見つけた警察の人次第と言えます。
警察の仕事は未成年者が健全な生活を送れるように指導するのも含まれていますので本来は補導をするべきなのでしょうが、警察も他のことで忙しいためわざわざ署まで連れて行って書類を作成して両親に引き取りに来てもらうといったように手間がかかる補導に時間をかけたくないのが正直なところ。
ですので大抵の場合はその場でタバコやライターを没収して「もう吸わないように」などと注意するだけのことが多いです。
ちなみに注意だけでも補導にしても後ほど親に連絡がいく可能性は高いのですが、学校に連絡されるという可能性は低いです。
その辺りについては下の記事で解説していますので、そちらを参考にしてみてください。
【関連】補導されたら学校や親に連絡はいく?電話があるならいつ?
学校にバレた場合
先ほど解説したように法律では未成年者の喫煙を禁止していますが、喫煙者本人に対する罰則はありません。
ですが大抵の学校は校則で喫煙を禁止しているので、喫煙が学校側にバレた場合は校則違反として罰則があります。
ではタバコが学校側にバレた場合はどのように罰せられるのか?
これは大抵は停学、最悪退学といったところが現実的でしょう。
というのも一発で退学になるという時は、世間を賑わせたり警察沙汰になるほどのトラブルを起こした時ぐらいのもの。
そのためタバコであれば校則違反程度ですので一発で退学になるという可能性は低いです。
ただその辺りのしきたりが厳しい学校であれば一発で退学になることも十分あり得ます。
また今まで何度も停学になっていたり問題を起こしてきたといったように学校側が「もうこれ以上この生徒を在籍させたくない」と思うほど素行が悪いと、タバコがバレたことをきっかけに退学を命じられる可能性もあります。
この辺りの処分はこのようにケースバイケースで変わってきますが、こういった校則違反の処分については学生証などに詳細が書かれていたり、過去にそういったことをした人がどうなったかという前例などは参考になるため、「自分の学校の処罰の基準を明確に知りたい」という人はそれらを参考にしてみるといいでしょう。
まとめ
今回解説したように学校にバレた場合は最低でも停学になる可能性が高いのですが、警察に見つかった場合は注意だけで済むことが多いため、意外にも警察にバレた方がリスクは低いと言えます。
ただ罰則がないといっても法律で禁じられているため、高校生でタバコを吸うのであればせめて他の人に迷惑にならないように見つからないようにこっそりと喫煙するように心がけた方がいいでしょう。