高校生や大学生になると「お酒を飲んでみたい!」と飲酒に対して関心を持つ人も少なくないでしょう。
しかし、それと同時に
「未成年でお酒を飲んでるのが警察や学校にバレたらどうなるの?」
といった未成年の飲酒による罰則も気になる人は多いのではないでしょうか?
そこで今回はその辺りについて記事にしていきます。
ぜひ参考にしてください。
高校生の飲酒がバレたらどうなる?
未成年の飲酒がバレてもお咎めなし!?
高校生の飲酒が警察にバレたらどうなるのか?
これは結論から言えば未成年の飲酒がバレても、特に罰せられることはありません。
というのも確かに未成年(20歳未満)の飲酒は「未成年飲酒禁止法」という法律で禁じられてはいます。
ですがこの法律は未成年者の飲酒や、未成年者に対してお酒を販売したり、与えることを禁止しているだけであって、未成年者がお酒を所持することは禁止されていません。
また未成年者が飲酒をしたとしても、この法律には本人を処罰する規定はなく、罰せられるのはお酒を提供した販売者や未成年本人の飲酒を制止しなかった監督者(保護者)が罰せられます。
そのため未成年の飲酒が警察にバレても本人に対する刑事的処罰はなく、その代わりに未成年に販売したお店の営業停止や、未成年の飲酒を止めなかった監督者が罰金を請求されるなどといった罰を受けることになります。
ただ補導や停学処分になる可能性はある
ただ罰する規則がないとはいえ、一応法律で未成年の飲酒は禁止されているため、警察にバレた場合は厳重注意や補導をされる可能性があります。
補導された場合は必ずというわけではありませんが、親や学校に連絡される可能性があります。
そして学校は基本的に校則で生徒の飲酒を禁じているので、学校にバレた場合は校則違反ということで何らかの処分が下されます。
対応は学校によって様々ですが、飲酒一発で退学になるというのはそれほどなく、大抵は停学でしょう。
もしも飲酒+何か別のトラブルを起こしていたり、これまでも問題を起こしてきたなどの場合は、退学になる可能性もあります。
これは高校生だけではなく、大学生も同じです。
大学生になると新歓や飲み会などお酒を飲む機会が高校生よりも多くなりますが、1年生2年生は18歳19歳と未成年の場合がほとんど。
そのため飲酒がバレた場合は高校生と同様に刑事処罰はありませんが、大学側から停学や退学などの処分が下される可能性はあります。
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どんな時に未成年の飲酒がバレる?
ではどんな時に未成年の飲酒がバレるのでしょうか?
これに関してはざっと挙げると
- SNSやブログに画像を載せて投稿してバレる
- 外で飲んでいて見回りの警察に見つかる
- 第三者による通報
- トラブルが起きて判明(喧嘩、飲酒運転、お酒の飲みすぎで倒れるなど)
- 飲酒帰りに職務質問や補導をされ、判明
といったケースが考えられます。
そしてこの中でも比較的多いのが
- SNSやブログに画像を載せて投稿してバレる
- 外で飲んでいて見回りの警察に見つかる
- 第三者による通報
辺りですかね。
未成年なのに飲酒をしているというのは一種のステータスのようなもので、つい周りに自慢したいという思いからSNSなどに画像を投稿する人も多いです。
ですがそれを見た他の生徒に通報されたり、同じ学校の先生に見つかってバレるということもあります。
またある程度ネットを見る人なら一度は見たことがあると思いますが、ネットを騒がすようなトラブルを起こした際に本名や通っている学校、そして利用しているSNSなどを特定され、その流れでそのまま学校に飲酒がバレてしまうということも珍しくありません。
また未成年者が飲酒をするとなるとどこかのお店で飲むのではなく、どうにかして手に入れた缶チューハイなどを持ち寄り、公園など外でこっそりと酒パをすることが多いです。
しかし未成年なのに友達と集まってお酒を飲んでいるという高揚感や、アルコールを摂取したことによる酔いから、ついはしゃいでしまって近隣住民に通報されたり、見回りの警察の目に留まって補導されるなんてこともよくあります。
そのため未成年なのに飲酒をしようと思っている人はこういったもしものことを頭に入れておいた方がいいでしょう。
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まとめ
今回紹介したように未成年の飲酒がバレても、本人に罰則はありません。
しかし罰則がなくとも法律的には違反にあたりますし、学校側にバレれば停学や最悪退学処分になる可能性もあります。
そのため飲酒をするとしても法律違反をしていることを自覚し、第三者の迷惑にならないように誰かの家で大人しく飲んだり、SNSなどに飲酒関連の投稿をしないなど、身内だけでこっそりと楽しむようにしましょう。