学校を卒業したら、その数年後にお世話になった先生に会いに行ったり、街中で偶然会うなんてこともあるでしょう。
しかしそんな時に気になるのが
「先生は生徒のことを卒業後も覚えてるもの?」
「どれぐらいの割合で覚えてるの?」
といった点。
そこで今回はそんな人向けに先生は生徒のことを卒業後も覚えてるのかどうかについて解説します。
ぜひ参考にしてください。
先生は卒業後も生徒のことを覚えてる?
先生が卒業後も生徒のことを覚えてるのか?についてですが、これに関しては大抵の生徒は記憶に残っていると言えます。
というのも先生は立場上、生徒のことを1人1人名前や性格などを覚えないといけませんし、関わっていくうちに経験と共に思い出として刻まれていくもの。
そのため卒業して数年経っても生徒のことが記憶にこびりついていることが多いです。
ふとした時に生徒のことを思い出すこともありますしね。
とはいえ先生は毎年毎年多くの生徒を相手にしないといけませんし、1年ごとに卒業しては新しい生徒が入学して…の繰り返しなので記憶には残っても時間が経つにつれ奥底に眠っていってしまいます。
そのため数年経ってから顔を見ただけでは誰か分からないということも珍しくありません。
特に若いうちは成長速度が早いので、以前教育していた時との変化が大きくなりやすいというのも分かりにくい原因ですね。
ですが記憶の底には眠っていることが多いため、
- 当時のことを話す
- 制服を着る
- 生徒の名前を言う
- 写真を見る
など当時の情報を与えると、それらの情報と共に眠っていた記憶が甦り、顔を見ただけでも分からなかった生徒も「あー!あの時の!」と思い出すことも珍しくありません。
むしろ卒業して間もない生徒でない限り、久しぶりに会った生徒を思い出すのは大抵このパターンです。
そのため先生に思い出してほしい時は
「先生、私のことを覚えていますか?」
といきなり声をかけるのではなく、
「先生が担任になった〇年〇組の○○ですが、覚えていますか?」
と当時の情報を与えておくと、思い出してもらいやすくなります。
先生が覚えてるかどうかは様々な要因でも異なる
とはいえ先生も人間ですので、生徒全員のことを必ずしも覚えているわけではありません。
- 先生の記憶力
- 先生の経験年数、今まで相手した生徒の数
- 卒業後どれくらい経ったか
- どんな生徒だったか
- どれぐらい関わったことがあるか
- どのような関係であったか(担任、顧問、それ以外など)
など様々な要因によって覚えているかどうかは変わってきます。
つまり先生や生徒自身の性格、そしてお互いの関係性などにもよるということですね。
なので先ほど書いたように卒業して2,3年も経っていない場合であれば先生も覚えている可能性は高いですが、逆にもう最後に会ってから十何年などしばらく会っていないようであれば覚えているのは難しくなってきます。
また先生は担任になったクラスの生徒は、年単位でみっちり付き合うので覚えやすい傾向にあり、逆に担任でもなく特に関わることが多くなかった生徒は忘れやすいもの。
先生にとって印象に残る生徒
では先生にとって印象に残る生徒というのはどういう生徒でしょうか?
例えば何かと問題を起こしていたり、素行不良だったりなど手のかかる生徒はそれだけ先生も接する機会が自然と多くなるため印象に残りやすいです。
逆に大人しくて真面目な生徒というのは、手がかからないため在学中は先生に好かれやすい傾向にありますが、手がかからない分インパクトに欠けるため、記憶には残りにくいです。
他には
- 役職がある生徒
- 飛び抜けた能力を持つ生徒
- 先生と交際していた生徒
といった生徒は、先生にとって印象に残りやすいです。
こちらについては下の記事で詳しく書いていますので、気になる方はそちらを参考にしてください。
【関連】先生にとって印象に残る、忘れられない生徒の特徴4つ!
先生は生徒のことを覚えてる?まとめ
というわけで今回の内容を簡単にまとめると
- 先生が卒業後も生徒のことを覚えてるかどうかは様々な要因によって異なる
- しかしもう十何年も前だったり関わったことがないに等しいなどよっぽどのことが無い限りは大体生徒のことは記憶に残っている
- ただ記憶に残っているだけで顔を見ただけでは中々思い出せないが、当時の情報をいくらか与えてくれると甦ってくることが多い
- 真面目で手のかからない生徒より、問題があって手のかかる生徒の方が印象に残りやすい
といった感じですね。
今回紹介した内容を参考に、先生が自分のことを覚えているかどうか判断してみるといいでしょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。