「明日暇?」
「明日空いてる?」
誰しも一度はこのようなメッセージを受け取ったことがあると思います。
これは一見するとよくありがちで何ともないメッセージですが、こうして用件を言わずに予定だけ聞いてくるというのは受け取る側は困りますよね。
「暇だよ」
「空いてるよ」
と言った後に乗り気にならないものに誘われたら断りづらいですし、それを防ぐために
「忙しい」
「空いてない」
と断ったら
「そっかー、○○の誘いだったんだけど」
と言われたら
「それなら行きたかったのに!」
ということにもなりかねません。
そのため「明日暇?」と用件を言わずに予定だけ聞いてこられたときにどう返事をすればいいのか悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
そこで今回はそんな人のために「明日暇?」と聞かれたときの返し方や断り方をいくつか紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
質問で返す
「明日暇?」と聞かれたときには質問で返してみましょう。
たとえば
- 何で?
- どうしたの?
といった感じですね。
この系統の質問の一番の問題点は用件が分からないところにあるので、こうして質問で返し、そこをはっきりさせることで対処することが出来ます。
また誰でも予定を聞かれたら「なぜ?」と思うのが普通なので質問で返すのはおかしいことではありませんし、よっぽどの事情がない限りは快く用件内容を答えてくれるはずです。
もしも質問で返してもはぐらかされたり悪態をつかれるようであれば、それは相手にとって都合がよく、あなたにとって都合が悪いような内容である可能性が高いのでそのときははっきりと断りましょう。
曖昧な返事をする
「明日暇?」と聞かれたときは
- 明日は予定があるんだよね
- 明日は予定が入るかもしれない
- ○○次第だからちょっとまだ分からない
と曖昧な返事を返すのもいいでしょう。
こうすることで
相手:「明日暇?」
自分:「ちょっと予定が入るかもしれないんだよねー。どうしたの?」
相手:「実は○○でさ~」
自分:「それなら用事を終わらせてからもいけるから大丈夫」
「それじゃあ予定と被るから行けないかなあ」
ととりあえず返事を保留にすることが出来、相手の用件を聞きだした上でYESかNOを選ぶことが出来ます。
そのためこれが一番無難な選択ではないかと思います。
ただ承諾するにしろ断るにしろ場合によっては
「何があるの?」
と深入りしてくる場合がありますので、その時用に
- 職場に顔を出さなくちゃいけなくて
- 知り合いに引っ越しの手伝いを頼まれて
などと言い訳を用意しておくといいでしょう。
とりあえず断る
「明日暇?」と聞かれたときはとりあえず断るのも対処法の1つです。
たとえばとりあえず
- 忙しい
- 予定がある
- 明日は無理かな
などと何でもいいので一度断っておき、その後に用件を聞きだしてその内容次第で
- それなら行く
- 今予定が無くなったから行ける
などと答えを変える、といった感じですね。
とりあえず断ることにより、行きたくない誘いを断ることが出来ないという最悪の状況を100%回避することが出来ます。
ただ用件次第で行くか行かないか変わるのは誰でもそうですが、それでも断った後に用件を聞いて「やっぱり行く」と返事を変えるのは相手からしたらやはり良い印象にはなりませんので、この返し方を使うのは
- そういうキャラだと相手から認知されている
- 「やっぱり行く」が通用する関係の相手のみ
といった条件に当てはまるときだけにした方がいいでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
「明日暇?」といった用件を伝えずに予定を聞いてくる質問は、聞く方は良くてもそれを受け取る側は困るもの。
ですが聞く方はそのような自覚がないことが多いため、度々このような聞き方をしてきて尚且つ今後もその人と付き合っていくつもりなのであれば、これを機に
「予定を聞くときに一緒に用件も言って欲しい」
とはっきり言うのもいいでしょう。
良好な関係を築くには嫌な部分を我慢するだけでなく、時にはそれをしっかり伝えることも大切です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。