友達や知り合いの車に乗せてもらうことがある人は多いでしょう。

ですがその時に

「車に乗せてもらった時はガソリン代や高速代、駐車代など交通費を払うべきなの?」

「お礼はいくら払えばいいの?」

といった点が気になる人もいるのではないでしょうか?

 

そこで今回はそんな人向けに友達の車に乗せてもらった時にガソリン代などを払うべきなのか?お礼の相場はいくらなのか?といった点について解説していきます。

ぜひ参考にしてください。

 

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友達にガソリン代は払うべき?

まず友達の車に乗せてもらった時にガソリン代を払うべきなのか?という点ですが、「オートックワン」が2017年に実施した「ガソリン代・高速代払わない友達あり?なし?」というアンケート調査によると、73%が「なし」と回答しています。

【ガソリン代・高速代払わない友達あり?なし?】

◆あり:23%

◆なし:73%

このことから友達の車に乗せてもらったのにも関わらずお礼をしないのは非常識だと考える人が多くいることが分かります。

 

また「なし」と回答した人の意見を見ると

・かなり親しい人なら言わないけど普通くらいなら言う。ちゃんとした人はくれるけどね。

・全く何の労力も負担もしないヤツなんて、友達でもなんでもない!

・それが当たり前じゃ世の中渡れない。お互いの関係性にもよるが、年齢が上がれば上がるほど世間を知らないとイタい大人になる。

・自分の周りは飯代オゴリで相殺ですね。貰うかどうかはともかく、「出すよ」ぐらい言う礼儀は必要。

・気が利かないので無しでしょう。ガス代、高速代以外で、食事や土産代をカバーするぐらいせんとな、付き合いできんなぁ。友人、彼氏彼女、家族等でもそれはあてはまろう。ましてや『運転』は労働でもある。ありがたみを感じるべきだ。

といったように「乗せてもらってガソリン代もお礼もしないのはありえない!」と言わんばかりの意見が目立ちます。

 

一方で「あり」と答えた人の意見を見ると

・お金を出してくれるのはありがたいと思うけど出さないのはムカつくと思うような相手は最初から乗せたくないですね。

・自分は好きで運転してるんで払ってもらえなくてもあまり気にならないです。

・相手から行こうと誘われたので有れば払って欲しいけど、こちらが主体的に行きたいプラン(1人でも行っている前提)なら別に構わない。

・どうせ1人でドライブ行ったと思えばガソリン代出してくれるだけありがたいと思う。ただしご飯は奢ってくれる。「ありがとう」「お疲れ様」などの一言と共にコーヒーの差し入れなどの気遣いが自然とできる友人に限る。別に金額的に同じになる必要はありません。気持ちが大事。

といったように「あり」とは回答しているものの何でも許すわけではなく、状況や相手の態度によるという人が多いです。

そのためこういった人も含めれば、やはり友達の車に乗せてもらって何もお礼をしないことをあまり良く思わない人は多いということが分かります。

なので相手と良好な関係を築きたいのであれば、車に乗せてもらった時はガソリン代を払ったりご飯を奢るなど何らかのお礼をしておいた方が無難でしょう。

 

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車に乗せてもらった時のお礼の相場はいくら?

上で紹介したアンケート結果によって友達の車に乗せてもらった時は何らかのお礼はしておいた方がいいということは分かりました。

ではその際のお礼はいくら払うべきなのでしょうか?

こちらについても「友人の車に乗せてもらった時、ガソリン代はいくら払うのか?」といったアンケート調査を実施しているサイトがありました。

■友人の車で運転をしてもらったとき、ガソリン代は払う?

第1位 半分払う    37.7%
第2位 少し多めに払う 24.4%
第3位 払わない    22.1%
第4位 少し払う     9.1%
第5位 全額払う     6.8%

こちらの調査から友達の車に乗せてもらった時は半数以上の人が「半分」か、もしくは「少し多めに払う」ということが分かります。

「半分払う」と回答した人の意見としては

・自分が運転側だったら払ってもらいたい(男性/43歳/医療・福祉)
・お互い気を遣わないように(女性/27歳/情報・IT)
・公平に負担するのが当たり前だと思う(男性/50歳以上/学校・教育関連)
・大きな金額でもないし、半分は払う(男性/35歳/情報・IT)
・高速料金、ガソリン代は同乗者全員での割り勘が基本(男性/50歳以上/その他)

といったように感謝の気持ちも含めつつ、相手が気を遣わないようにという公平さから割り勘にする人が多いようです。

お金をもらえるのは嬉しいものの、その金額が大きくなるとかえって負担になってしまいがちですからね。

 

一方で「少し多めに払う」と回答した人の意見を見ると

・運転は疲れるから(男性/40歳/その他)
・気を遣わせない程度に余分に払う(男性/29歳/その他)
・定期的にドカッと払っている(男性/30歳/電機)
・運転してもらった分、多めに払うのが筋だと思う(女性/32歳/その他)

といったように運転する手間や苦労の分、少し多めに払うという意見が目立ちます。

 

このアンケート調査から友達の車に乗せてもらった時のお礼は最低でも半分を目安にしておくと、車代でトラブルになることは少ないのではないかと思います。

あまりにも少ないと「わざわざ運転したのにたったこれだけ?」と思われてしまうかもしれませんし、あまりにも多く払うのは相手だけではなく自分の負担も大きくなってしまいますからね。

もしも友達が要求するお礼や金額が自分では納得できないレベルであれば、それは価値観が合わないということなのでその相手との付き合い自体を考えるといいでしょう。

 

まとめ

車を運転するのは手間もお金もかかります。

そのため車に乗せてもらった際はわざわざ自分のために運転をしてくれたことに対し、自分なりにお礼をするようにしておくとお互い良い思いで今後も付き合っていけるでしょう。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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