高校生や大学生になると車や原付、バイクの免許を取りたいと思う人も少なくないでしょう。
しかしそれを親に伝えると
「危ないからダメ」
「お金がかかるからダメ」
「今は必要ないから」
などと免許を取ることを反対されて悩んでいる人も多いのではないでしょうか?
そこで今回はそんな人向けに親に車やバイクの免許を反対された時の説得方法について紹介します。
ぜひ参考にしてください。
目次
バイクや車の免許を親に反対された時の説得方法
安全面をアピールする
親が車やバイクに乗るのを反対する理由として一番大きいのはやはり「危ないから」でしょう。
道路に出ていざ運転しているとどれだけ気を付けていても事故に遭う可能性はゼロではありません。
そのため子供が免許を取って運転する=子供が危ない目に遭う可能性があるということで、親としてはやはり心配になるもの。
特にバイクの場合は身体がむき出しなので車よりも事故に遭いやすく、なおかつ事故に遭った時の怪我のリスクがとても大きいので尚更です。
また外に出て運転するということは自分が怪我をするだけではなく相手に怪我を負わせてしまうリスクもあり、親としてはそういった不安もあります。
このように道路に出て他の車やバイクと一緒に運転するというのは常に色んなリスクが伴うもので、親からすれば子供をそのような場所に送りだすのにはやはり抵抗があるもの。
ですが逆に言えばその心配を取り除きさえすれば、車やバイクに乗るのに反対する理由もほとんど無くなるため、納得してもらえる可能性は高いです。
ではどのようにそんな親の不安を取り除くのか?という点ですが、これは安全面をアピールするのが大切になってきます。
たとえば
- バイクに乗る時は必ずフルヘルメットやプロテクターなど防具を装着することを約束する
- 車を運転する時は親が信用してくれるまで助手席に座ってもらう
- 夕方や夜など暗くなったら運転しない
- 慣れるまでは親の目の前で公道にも出ずに空き地などで練習する
といった感じですね。
これらをしたからといって必ずしも親の不安が無くなるわけではありませんが、これらを積み重ねれば重ねるほど納得してくれやすくなるのは間違いありません。
免許を取るだけで運転はしないから
車やバイクを乗るのにリスクは付きまとうものですが、免許取得時は教習所の先生など専門の人が付きっ切りで指導してくれるので危険な目に遭うということはまずありません。
実際に「危ないから」といって心配する親のほとんどは公道に出た時のことを考えた上で発言しており、自動車学校に通っている段階で危険な目に遭うとは思っていないはずです。
そのためもしも「危ないから」という理由で車やバイクに反対されているのであれば、「免許を取るだけで運転はしないから」と言って説得してみるのもいいでしょう。
いきなり車やバイクに乗って公道を走るところまで許可を出してもらおうとすると現実的なリスクを想像して反対されやすいですが、こうして免許を取るだけのお願いであれば「うーん、自動車学校に通って免許を取るだけなら事故に遭うことも無いだろうし…」と納得してくれる可能性はあります。
また運転免許は国家資格なので就職活動の時にも持っていないよりかは印象が良くなりますし、身分証明書としてどんな時にも使える便利な資格ですので、免許取得について説得する時はそういったことも言えば説得力が高まります。
そして無事免許を取ることが出来たら、今度は公道で運転してもいいか?という点について説得に試みるといいでしょう。
「免許を取るだけの約束だったでしょ!」と言われるのは想像がつきますが、それでも免許も持たずにただお願いするのと、技能や学科など講習を受け、無事に試験に合格して免許を取ってからお願いするのでは圧倒的に後者の方が説得力が高いです。
なので公道で車やバイクを運転するという最終目標まで説得するのではなく、まずは第一歩として免許を取得することだけにフォーカスして説得してみるのもいいでしょう。
周囲に相談する
もしも車やバイクの免許を持っている人が周りにいるのであれば、その人達に相談してみるのもいいでしょう。
運転免許を取る時やバイクに乗る時に親に反対されるのは世間一般的に見てもあるあるですので、今は普通に運転している人達も誰しもそういった道を通ってきていたりします。
ですのでそういった人達に相談すれば「俺の時はこうやって説得したなあ」などと自分の体験からアドバイスをしてもらえる場合もあります。
またもしも相談する人が親と仲が良いのであれば、その人達から
「バイクに乗らせてあげたら?ルールや服装をしっかりすれば俺みたいに怪我せずに乗りこなせるんだし」
「車の免許は取っておいたら後々役に立つのは間違いないんだから許可したら?」
といったように親を説得してもらえれば、尚更効果的です。
親は自分の子供が言うことにはついムキになって反対してしまうこともありますが、こうして第三者が言ってくれれば同じことでも受け入れてくれやすかったりします。
自立を目指す
親が自身の子供が車やバイクに乗るのを危ないと思うのは、現実的にそういったリスクがあるからというだけではなく、自身の子供がまだ未熟だと思っているというのも原因としてあります。
というのも極端な話を言えば同じ自分の子供でも18歳で運転させるのと30歳で運転させるのであれば、後者の場合はある程度は社会的に自立している年齢ですので「運転も1人で大丈夫だろう」という安心感がありますが、一方で18歳に運転させるとなると「まだまだ子供なのに運転なんかさせられない!」とまだ自立できる年齢ではないゆえに不安が大きくなりがち。
このように自分の子供が自立できているかどうかというのも、親の不安を左右する要素だったりします。
そのため
「この子は1人でも大丈夫」
「もう子供じゃないから運転もそこまで心配しなくていいかな」
と親に思われるぐらいに自立をするというのも、説得する方法となりえます。
ではどのように自立できているというのをアピールするかですが、
- 携帯代など必要なお金は自分で稼いで自分で払う
- 門限など家のルールを守る
- 親に言われなくとも勉強や身の回りのことを自ら進んでやる
といったように今ある身近なことを、親の介入なしで一人でも出来るようにするといいでしょう。
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親に内緒で免許を取る
これは免許に反対する親を説得する方法というよりかは、反対されて再度説得してもダメだった時の最終手段といったところですね。
親に内緒で教習所や合宿に行って免許を取得すれば、親の許可をもらう必要はないため反対されても関係ありません。
ただ親に内緒ということなので免許費用は自分で用意しないといけませんし、年齢によっては親の同意書を適当に誤魔化したりなど手間がかかるなどその分デメリットはあります。
そのためやはりこの方法は考えられる全ての手で親の説得を試みたものの失敗に終わった時の最終手段として考えておくといいでしょう。
まとめ
親が車やバイクに乗るのを反対するのは嫌がらせなどではなく、反対するだけの理由があってのことがほとんど。
ですが逆に言えば理由があって反対しているのであれば、その理由を潰してしまえば反対のしようがないため受け入れざるを得ません。
そのため今回紹介した方法を参考にして、反対する親を説得してみましょう。