学生の人の多くは部活に所属していると思いますが、それと同時に
「部活を辞めたい!」
と思っている人も多いのではないでしょうか。
ですが部活を辞めるとなると親の承諾が必要となりますが、
「部活を辞めたいと言ったら反対された」
「どうやって親を説得すればいいか分からない」
と悩んでいる人も少なくないはず。
そこで今回はそんな人向けに部活を辞めたい時に親を説得する方法をいくつか紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
担任の先生に相談する
部活を辞めたいけど親を上手く説得出来ない時は担任の先生に相談するのもいいでしょう。
担任の先生は自分が受け持つ生徒の相談には真剣に話に乗ってくれますし、部活の顧問や親とは違い、第三者として客観的に話を聞いてくれます。
そのため親や顧問に部活を辞めたいと言った時には
「○○だからダメだ」
と一方的に反対されがちですが、担任の先生の場合は
「部活を辞めるとこういうデメリットがあるけど、それでも辞めたいなら~」
と柔軟な対応をしてもらえます。
そのため担任の先生に相談することで先生なりのアドバイスをもらえますし、部活を辞めたいと親を説得することに協力してもらうように頼めば、先生の方からその気持ちを伝えてもらうことも出来ます。
生徒の親にとって担任の先生は一番頼れる存在ですし、学校生活の中で最も自分の子供のことを知っている存在でもあります。
そのためそんな担任の先生から
「○○さんが部活を辞めたいと悩んでいる」
「○○さんから部活を辞めたいけど親に反対されて…という相談を受けた」
などと言ってもらえれば、自分の口から言うよりも説得力があります。
また親子であれば悩んでいることを打ち明ける時はつい感情が高ぶってしまい、どちらも冷静にはいられなくなりがちです。
そうなるとただ気持ちをぶつけるだけになってしまいますし、親からしても感情が先走っている子供の言い分はつい反対してしまうものです。
ですが先生の口から言ってもらえれば
- 大人同士の会話
- 先生は第三者
- 先生と親は他人
といった要素からお互い冷静に話すことが出来ますので自分の口から部活を辞めたいと言うよりも説得出来る可能性は高まります。
交換条件を提示する
部活を辞めたいけど親を上手く説得出来ない、反対されるという人は交換条件を提示するのもいいでしょう。
たとえば
「部活を辞める代わりに勉強に打ち込む」
「部活を辞めてバイトする」
といったように「部活を辞める代わりに○○をする」といった感じですね。
またこの時に
「勉強に打ち込むことで○○を目指そうと思う。そうすれば学費も安く済むし、将来の自分のためになる」
「バイトを始めたら家に生活費を入れようと思う」
など部活を辞めることによって親が受けれるメリットを強調するとより説得力が増します。
更にこの際に
「勉強に打ち込む分、今後のテストは全部○○点以上を取る。取れなかったらお小遣い無しでいい」
などと破ったら自分にデメリットがある条件を提示すると、より部活を辞めたいという思いがより強く伝わりますので説得しやすくなります。
またそれ以外にも
「部活と勉強の両立が出来ない。これじゃあ志望校に行けない」
と今の部活を続けることによって出来なくなることなどもアピールしておくとより説得力が増します。
部活を続けるか辞めるべきか悩んでいる人集合!対処法を教えます
辞めたい気持ちを全てぶつける
部活を辞めたいけど親を上手く説得出来ない、反対されるという人は辞めたい気持ちを全てぶつけてみましょう。
学生の頃は親という存在をとても大きなものと思ったり、逆らってはいけない人などと心のどこかで思いがちです。
そのため言いたいことを言おうとしても遠慮してしまい、ほんの一部しか本心を打ち明けることが出来ないということがありがちです。
ですがどれだけ部活を辞めたい、行きたくないと願っていてもそれを伝えなければ相手には分かりません。
また親もあなた達のようにそれぞれ子供の時があったので、子供が壁にぶつかった時はすぐに逃げ出したり辞めたくなることを知っています。
そのためあなたが部活を辞めたいと言っても親からしたら
「また始まった」
「どうせ大したことないだろう」
などとその気持ちを軽く見られがちです。
ですので親を説得したい時には
- なぜ部活を辞めたいのか?
- 部活を辞めたいと思ったきっかけ
- 部活をしていて起こった嫌なこと
などと一緒に、どれだけ自分が部活を辞めたいと思っているのか、その気持ちを全てぶつけてみましょう。
親に悩んでいることを打ち明けたり、本心をぶつけて親と衝突するのが怖いと思うかもしれませんが、その気持ちは親子であろうが表に出さなければ絶対に理解してもらえません。
そのため喧嘩しても泣きながらでも全ての気持ちをぶつけましょう。
その思いが強ければ強いほど親も
「この子はこれほど部活を辞めたいと悩んでいるんだ」
と理解してくれるはずです。
部活に行かない
部活を辞めたいけど親を上手く説得出来ない、反対されるという時はとりあえず部活に行かないというのも1つの手です。
部活に入っていても行かなければ辞めているのと一緒ですし、行かないことで
「これだけ部活が嫌なんだ」
ということをアピール出来ます。
また部活に行かないことを親に指摘された時には
「辞めたいけどそっちが辞めさせてくれないからこうなっているんだけど」
「じゃあ辞めさせてくれ」
「これからも行く気は無い。本当に部活は嫌いだから自分にとってはこのまま行かないか辞めるかしか選択肢はない」
と反論することが出来ますし、そのまま部活を辞める説得へ話を持っていくことも出来ます。
ただ部活に入っている以上、部活に行かないというのは顧問や周りの人の目が気になりますし、親に行くように強く言われると逆らえないという人も中にはいるでしょう。
ですが部活に入る、入らない、行く、行かない、辞める、辞めないも全て自分で決めることであって誰かに強制されるものではありません。
また辞めたいと思うほどの部活に嫌々行っても、マイナスな気持ちを解消しない限りはどんなことをしてもそれがプラスになることは難しいですし、むしろそういう時は部活に行くことで更にマイナスな気持ちが増える傾向にあります。
そのため辞めたいのに嫌々行くことは時間の無駄どころか自分にとってマイナスになります。
また親に部活を辞めたいと言いつつ、渋々でも部活に行ってしまうと
「部活に行くほどのやる気はあるんじゃん。ならまだ辞める必要は無さそうだね」
と思われてしまい、部活を辞める説得力に欠けてしまいます。
そのため部活に行かないと決めたらなんと言われようと部活に行かないようにしましょう。
その頑固な決意こそが親を説得させる力となり得ます。
もしも顧問や友達、先輩などに何か言われても
「辞めたいけど親が辞めさせてくれない」
と言えば済む話です。
親に話を通さずに辞める手続きを進める
部活を辞めたいと親を説得したい時や反対された時は、親に話を通さずに辞める手続きを進めるのもいいでしょう。
辞める手続きとは部活の顧問に辞めることを伝えたり、退部届を出すことなどですね。
上で書いたように親は子供の悩みを軽く見る傾向にあるので、「部活を辞めたい」と言うだけでは説得出来ない場合がありますが、こうして部活を辞めるために行動を起こすことでそれ自体が部活を辞めたいという説得力の裏付けになります。
もしも先に退部手続きをしようとしたけど先生に親の同意を求められたとしても、そのままスムーズな流れで部活を辞めたいけど親に反対されていることを先生に相談することが出来ますし、それでも親には
「もう辞める手続きをしたから」
「先生には辞めたいことは伝えたから」
と言えば強気に出ることが出来ますので説得を有利に進めることが出来ます。
どんな場合でもそうですが親は
「子供は自分に逆らえない」
「ダメと言っておけば出来ない」
と子供を下に見ていることが多いので、どんな方法を使うにしろ少しばかり強引さがあった方が親を説得しやすいはずです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
部活を辞めたいと親を説得する時はその方法も重要ですが、何よりもその気持ちをどれだけ伝えられるかというのが大切になってきます。
そのためどうしても説得出来ない、反対されるという時は改めて正攻法で気持ちをぶつけるといいでしょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。