嫌なことがあって悲しい時や辛いことがあって落ち込んでいる時は観たらほっこりするような心温まる作品が見たくなるもの。

そこで今回は心温まる日本の映画(邦画)のおすすめを紹介します。

 

心温まる、ほっこりする映画のおすすめ

ホノカアボーイ 2008年

あらすじ

恋人にフラれ、大学を休学したレオ(岡田将生)は、ひょんなことからハワイ島にあるホノカアの映画館で映写技師として働くことに。

ホノカアは、レオが半年前に“伝説の虹”を探し求め、恋人と道に迷った末にたどり着いた町だった。

不思議な魅力に吸い寄せられるように再びやって来たこの町で、レオは風変わりだが心優しい人たちと出会う。

公開日:2008年

 

キャスト・スタッフ

【キャスト】
岡田将生、倍賞千恵子、長谷川潤、喜味こいし、正司照枝、蒼井優

 

【スタッフ】

原作: 吉田玲雄「ホノカアボーイ」(幻冬文庫)

脚本・プロデュース: 髙崎卓馬

監督: 真田敦

主題歌: 小泉今日子「虹が消えるまで」(曲/斉藤和義)

 

感想・評価

ハワイ島に実在する町ホノカアを舞台に、町の映画館で映写技師として働くことになった青年と、そこに暮らす人々の人間模様を描いた作品。

のんびりした時間の中で繰り広げられる他愛ない日常のお話ですが、人と触れ合う事の大切さや、温かさがぎゅっと詰まってます。

笑えるシーンもちょこちょこ入っており、自然と笑顔になって心が癒される作品です。

 

しあわせのパン 2011年

あらすじ

りえ(原田知世)と尚(大泉洋)夫婦は、東京から北海道の月浦に引っ越し、パンカフェ「マーニ」を開店する。

夫が丁寧にこねたパンに見合う料理を作るのは妻の担当で、いつも季節の食材をふんだんに使った料理がテーブルを彩っていた。

そんな「マーニ」には、それぞれ何かしらの事情を抱えた客たちが店を訪れるものの、帰りには不思議とみんな心が軽くなっているのだった。

公開日:2011年

 

キャスト・スタッフ

【キャスト】

原田知世、大泉洋、森カンナ、平岡祐太、光石研、八木優希

 

【スタッフ】

監督・脚本:三島有紀子

主題歌:「ひとつだけ」矢野顕子with 忌野清志郎(ヤマハミュージック)

 

感想・評価

北海道でパンカフェを開いた夫婦のもとに集まる客たちとの温かい交流を描いたヒューマンドラマ。

本作はパンカフェを舞台に物語が繰り広げられるため、パンやコーヒー、スイーツが多く登場します。

北海道の美しい景色も魅力的。

観たらパンが食べたくなること間違いありません。

【関連】【邦画】日本のグルメ映画おすすめ7選!美味しそうな料理や食が魅力的!

 

日日是好日 2018年

あらすじ

大学生の典子(黒木華)は、突然母親から茶道を勧められる。

戸惑いながらも従姉・美智子(多部未華子)と共に、タダモノではないとうわさの茶道教室の先生・武田のおばさん(樹木希林)の指導を受けることになる。

公開日:2018年

 

キャスト・スタッフ

【キャスト】

黒木華、樹木希林、多部未華子、鶴田真由、鶴見辰吾

 

【スタッフ】

監督・脚本:大森立嗣

原作:森下典子『日日是好日「お茶」が教えてくれた15のしあわせ』(新潮文庫刊)

 

感想・評価

母親の勧めで茶道教室へ通うことになった大学生が、茶道の奥深さに触れ、成長していく姿を描いた映画。

「日日是好日」とは、文字通り「毎日毎日が素晴らしい」という意味であり、主人公の成長を通して「今、この時を大切にしよう」「毎日毎日を良い日にするよう努めよう」「一期一会の出会いを大切にしよう」と思わせてくれる作品です。

茶道の作法についても詳細に描かれているので、茶道の勉強にもなります。

 

舟を編む 2013年

あらすじ

玄武書房に勤務する馬締光也(松田龍平)は職場の営業部では変人扱いされていたが、言葉に対する並外れた感性を見込まれ辞書編集部に配属される。

新しい辞書「大渡海」の編さんに従事するのは、現代語に強いチャラ男・西岡正志(オダギリジョー)など個性の強いメンツばかり。

仲間と共に20数万語に及ぶ言葉の海と格闘するある日、馬締は下宿の大家の孫娘・林香具矢(宮崎あおい)に一目ぼれし……。

公開日:2013年

 

キャスト・スタッフ

【キャスト】

オダギリジョー、黒木華、渡辺美佐子、池脇千鶴、鶴見辰吾、伊佐山ひろ子

 

【スタッフ】

監督:石井裕也

 

感想・評価

ある出版社の寄せ集め編集部が、気の遠くなるような歳月をかけて二十数万語が収録された新辞書作りに挑む姿をユーモラスに描いた作品。

辞書作りという舟のオールのように地味な仕事に熱心に打ち込む主人公達の姿を通して、人が人を理解し、つながりあうとはどういうことなのかを考えさせられる作品です。

劇的な展開や大きな波があるわけではなく、淡々と物語が展開していきますが、それでも見入ってしまう魅力があります。

 

百円の恋 2014年

あらすじ

32歳の一子(安藤サクラ)は実家でだらしない毎日を過ごしていたが、離婚して実家に戻ってきた妹の二三子といざこざを起こし、一人暮らしをすることに。

100円ショップで深夜労働にありつき、相変わらずな日々を送っていたものの、ボクサーの狩野(新井浩文)と恋に落ちる。

狩野との幸せな日々はすぐに終わってしまうが、ある日、たまたま始めたボクシングが一子の人生を変える。

公開日:2014年

 

キャスト・スタッフ

【キャスト】

安藤サクラ、新井浩文、稲川実代子、早織、宇野祥平、坂田聡、沖田裕樹

 

【スタッフ】

監督:武正晴

脚本:足立紳

音楽:海田庄吾

主題歌:クリープハイプ「百八円の恋」

 

感想・評価

自堕落な生活を送る32歳の独身女性が、中年プロボクサー・狩野との出会いをきっかけに、自らもボクシングに目覚めていくお話。

心温まるというよりは、胸が熱くなる作品です。

挫折を味わい、そこからボクシングを通して変わっていく主人公の姿に心を打たれます。

見終ったら今すぐ走り出したくなるほど体温が上がること間違いありません。

【関連】【邦画】熱い映画おすすめ9選!観たら胸が熱くなること間違いなし!

 

俺はまだ本気出してないだけ 2013年

あらすじ

子持ちで離婚歴がある42歳、大黒シズオ(堤真一)。

ある日、彼は「本当の自分を探す」と何も考えずに会社を辞めてしまう。

だが、ゲームばかりの毎日を送り、同居する父親の志郎(石橋蓮司)から怒鳴られてばかり。

そんな中、本屋で立ち読みをしていたシズオは漫画家になろうと決意し、志郎と娘の鈴子(橋本愛)に熱く夢を語る。

しかし、出版社に原稿も持ち込むも不採用。

さらに、生計を立てようとファストフード店でバイトするが、ミスを繰り返し、さらにはバイト仲間から店長というあだ名を付けられてしまう。

公開日:2013年

 

キャスト・スタッフ

【キャスト】

堤真一、橋本愛、生瀬勝久、山田孝之、濱田岳、指原莉乃、水野美紀、石橋蓮司

 

【スタッフ】

監督・脚本:福田雄一

主題歌:SCANDAL

 

感想・評価

何となく会社を辞めた42歳のバツイチ中年男が、漫画家になると宣言したことから巻き起こる騒動を追いかけた作品。

主人公のシズオがとにかくダメ人間なのですが、彼の周りには個性的で優しい人たちばっかりで、主人公自身も無駄にポジティブなため、楽しく見ることが出来ます。

「自分もそろそろ本気出さないとな」と励まされる作品です。

 

かもめ食堂 2005年

あらすじ

サチエ(小林聡美)はヘルシンキで“かもめ食堂”を始めたものの客はゼロ。

ある日彼女は最初の客で日本かぶれの青年トンミ(ヤルッコ・ニエミ)にガッチャマンの歌詞を教えてくれと言われるが、出だししか思い出せない。

彼女は偶然本屋でミドリ(片桐はいり)を見かけ……。

公開日:2005年

 

キャスト・スタッフ

【キャスト】

小林聡美、片桐はいり、もたいまさこ、ヤルッコ・ニエミ、タリア・マルクス

 

【スタッフ】

監督:荻上直子

 

感想・評価

フィンランドのヘルシンキの日本食堂を舞台に、そこに集まる個性的なお客さんたちとの国境を超えた人間関係を描いたヒューマンドラマ。

全編を通して物語が盛り上がるような出来事が起きるわけではなく、主人公を取り巻く人達との小さな日常を描いているのですが、忙しない日常の中で忘れがちな当たり前のことに気付かされる心温まる作品です。

観ていると誰かと一緒に温かいご飯を食べたくなります。

【関連】【邦画】ゆるい・ほのぼの映画おすすめ7選!まったりとした空気感が魅力!

 

ジョゼと虎と魚たち 2003年

あらすじ

マージャン屋でバイトをするごく普通の大学生の恒夫。

最近麻雀屋で近所の婆さんの話題が噂になっていた。

そんなある日、恒夫は坂道を走ってくる乳母車と遭遇。

中をのぞいてみるとそこには包丁を振り回す少女が。

それが恒夫とジョゼの出会いだった。

恒夫はそんな不思議なジョゼに惹かれてゆく・・・。

公開日:2003年

 

キャスト・スタッフ

【キャスト】

妻夫木聡、池脇千鶴、上野樹里、新井浩文、新屋英子

 

【スタッフ】

監督:犬童一心

原作:・田辺聖子 「ジョゼと虎と魚たち」(角川文庫)

脚本:・渡辺あや

音楽:・くるり 主題歌「ハイウェイ」

 

感想・評価

大阪を舞台に、ふとしたキッカケで恋に落ちたごく普通の大学生と不思議な雰囲気を持つ脚の不自由な少女の恋の行方を描いた作品。

足が不自由ながらも力強く生きるヒロインの姿を見ると、前向きになれるエネルギーをもらえます。

 

まとめ

というわけで今回は心温まる、ほっこりする日本の映画のおすすめを紹介しました。

気になった作品があったらぜひこれを機に見てみてください。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

おすすめの記事