自分の物を他人に無断で使われるのは良い気がしませんよね。
ですが職場や学校、家族など人の物を勝手に使う人は案外身近にもいるもの。
そのためこういった人のせいで頭を抱えている人も多いのではないでしょうか?
そこで今回はそんな人向けに人の物を勝手に使う人への対処法をいくつか紹介します。
ぜひ参考にしてください。
人の物を勝手に使う人への対処法
はっきり注意する
相手が非常識な行動をとっていたとしても、はっきりと言うのは難しいという人もいるかもしれません。
ですが人の物を勝手に使う人の心理としてこういった人は悪気があってしているわけではなく、「そこにあるから自分が使ってもいいんだ」程度の認識です。
それゆえに自分の行動で相手が不快な思いをしているという自覚がないことがほとんどです。
そのため言動を改善してもらうには
「それは私の物なので勝手に使わないでください」
「使うなら使う前か、使った後に一声かけてください」
などとはっきり言うことも必要です。
「これぐらいのことでカッとなるのは器が小さい人と思われるかもしれない」
なんて思う人もいるかもしれませんが、それは相手次第なので必ずしもそうとは限りません。
また人の物を勝手に使うような非常識な人にどう思われようがあなたの人生に大した影響はありません。
むしろ何も気持ちを伝えないことによって、これからも相手の非常識な言動に悩まされる方があなたの人生にとって大きなマイナスです。
もしもそれでもはっきりと言うのが難しかったり、はっきりと言ったのに効果が無いようであれば、これから紹介する他の対処法を検討してみるといいでしょう。
「自分の持ってないんですか?」
人の物を勝手に使う人には嫌味っぽく「自分の持ってないんですか?」と聞くのもいいでしょう。
こうして聞くことで
「なんでいつも人の物使うんですか?」
「人の物使うのやめてもらえませんか?」
「人の物使うぐらいなら自分で用意すればいいんじゃないんですか?」
と遠回しに伝えることが出来ます。
遠回しに伝えれば角が立ちにくいですし、自分も言いやすいもの。
ただ先ほども書いたようにこういった人は悪いことをしている自覚がないことが多いため、遠まわしに言う分、気持ちが伝わりにくく、こちらの気持ちに気付いてもらえない可能性も十分あります。
とはいえ角が立ちにくく、言ったところで関係がこじれるようなこともまずないので、とりあえずダメ元で言ってみるといいでしょう。
新しく買う
人の物を勝手に使うのは大抵の場合は自分が持ってないか、必要な時に必要なものが無いのが原因です。
ですので相手がいつも勝手に使う物を新しく買い与えれば、それを使ってくれるので自分の物を勝手に使われることは無くなります。
わざわざ非常識な相手のために物を買い与えるのは癪かもしれませんが、自分の物を勝手に使われるストレスを抑える投資と考えて購入を検討してみてもいいでしょう。
鍵をかける
もしも引き出しなどに入れてあるものを勝手に使われるのであれば、そこに鍵をかけてしまえば勝手に使われる心配もありません。
また引き出しなどに入れているのではなく、外に出している物を勝手に使われる場合は、自分がその場を離れる時は鍵のかけられる場所に移動させるというのも手です。
わざわざ手間かもしれませんが、自分の物を勝手に使われるのを防ぐ方法としては効果は絶大です。
場所を変える
鍵をかけることが出来ないのであれば、場所を変えるだけでも効果的です。
というのも人の心理としてたとえ他人の物でも皆が使うような共有スペースにポンと置いてあるようなものは、手も伸ばしやすく「自分も使っていいのかな?」と思ってしまいがち。
ですが一方で引き出しの中やカバンの中などに入れてあるものは、他人のプライバシー内の物という認識が強くなるので勝手に使うのは躊躇ってしまうもの。
ですので人に勝手に自分の物を使われるのに困っている人は、一度その物の置く場所を変えてみるのもいいでしょう。
名前を書く
名前が書かれていない物は誰のか分からないゆえに、
「これは誰でも使っていいものなのかな?」
「じゃあ自分が使ってもいいのかな?」
と楽観的に考えてしまいがち。
ですが名前が書かれている物は誰のか分かるため「これは○○さんの物だから勝手に使ってはダメだな」と思いますし、誰のか分かっているからこそ勝手に使うのは罪悪感から気が引けるもの。
なので基本的なことですが人に勝手にものを使われるのを防ぐためには自分の私物には名前を書いておくというのも対処法の1つです。
まとめ
今回解説したように人の物を勝手に使う人はほとんどの場合悪気があるわけではなく、自分が非常識なことをしているという自覚もありません。
ですので今回紹介した対処法をいくつか使ってそれでも効果がないようであれば、最終的にははっきりと言うことも必要でしょう。