普段の生活の中で体調不良や精神的なものなど様々なことで「病院に行こう」と思うことは誰しもあるもの。
しかし人によっては
「病院に行きたいけど親にバレたくない…」
という人もいるでしょう。
そこで今回はそんな人向けに病院に行くと親にバレるのか?親にバレないで病院に行く方法は?といった点について解説します。
ぜひ参考にしてください。
病院に行くと親にバレる?
病院に行ったのが親にバレる原因として挙げられるのはやはり保険証を使用したら後日通知が届くことですね。
どんな病院や保険でも保険証を使うと必ず後日扶養者の元に受診した病院名、日付、金額などその明細が届くようになっています。
そのため親の保険証を使えば、後日親の元に明細が届いて受診履歴からいつどこで病院を利用したのかがバレてしまいます。
ではこれがいつ届くのか?という点ですが、それに関しては地域によって異なり、年に一度にまとめて送ってくる場合もあれば使用した3か月後あたりに届くなどバラバラです。
ただ病院に通って数日後などまるで宅配便のようなスピードで届くことはまずなく、大抵は早くても数カ月単位となります。
親にバレないで病院に行く方法
大きい病院に行く
病院で保険証を使った場合、後日その内容が必ず明細として届くことは先ほど説明しました。
しかし明細の通知内容は大抵受診した日と病院の名前と料金だけ。
なので例えば精神病院に行った場合は通知内容から「この日精神病院に行ったんだな」と分かりますが、これが総合病院など色んなものがある場所の中の精神科に通っても通知内容は「総合病院」となりますのでどこの科に行ったかは分かりません。
そのため後から「何で総合病院に行ったの?」と聞かれても「喉が痛かった」「咳が止まらなかった」などと言えば、病院に行ったことが分かっても何のために行ったかまでは誤魔化すことが出来ます。
ただこの通知内容は地域ごとの保険組合によって異なるため、必ずしも病院名までしか書かれないというわけではありません。
場合によってはどこの科に通ったのかなども記載する場所もあります。
どこの科まで書かれるケースは珍しいですが、どうしても不安であればそれぞれの地域の保険組合に連絡して聞いてみるといいでしょう。
保険証を使わない
病院で受診する場合は必ずしも保険証が必要というわけではありません。
保険証なしでも受診することが出来、そうすれば保険証を使っていないので後日明細が届くこともありません。
ただ保険証を使った際は治療費用が3割に抑えられますが、使わない場合は治療費用が10割の全額負担になってしまいます。
そのためいつものように病院を使うよりもおよそ3倍以上のお金が必要ということになります。
また未成年が保険証を使わない場合、治療にあたって親の同意書が必要となる場合もあります。
なので保険証を使わないで受診出来れば親にバレることはありませんが、こういった事情を考えると現実的な方法ではないと思います。
親にバレてでも病院に行くべき
親にバレたくないと思うからには、バレると自分にとって都合の悪い事情があるのだと思います。
しかしだからといって病院に行くことを先延ばしにするとそれが後々取返しのつかないことになりかねません。
何でも病院に通うのは早めの方がいいですし、そのまま放置していても状況は悪化する一方で、後から「あの時すぐ行っておけば良かった…」と後悔するなんてことは珍しくありませんからね。
また病院に行った結果、大したことではないと分かったとしても、病院に行くまでは今の悩みがずっと消えることなくモヤモヤと残り続けてしまうもの。
このようにいつまでも考えてしまう悩みがあるとそちらに気を使ってしまい、色々なことに支障が出てしまいがちです。
逆に親にバレて怒られたとしてもその時限りで済みますし、怒られたからといって何か後遺症が残ったりするわけではありません。
またもしかしたら自分が深く考えすぎで、実際はそれほど嫌な言い方はされない可能性もあります。
そのため親にバレて怒られることになっても、早めに病院に行く方が賢明でしょう。
病院に行くと親にバレる?まとめ
というわけで今回の内容を簡単にまとめると
- 親の保険証を使うと後日届く明細で病院に行ったことがバレる
- 親にバレずに病院に行く方法は「大きな病院に行く」「保険証を使わない」の2つ
- 親にバレて色々言われるよりも、病院に行くことを先延ばしにして状況が悪化する方がリスクが高い
- そのためバレてでも早めに病院に行く方がいい
といった感じですね。