世の中には悪ふざけできつい悪口や笑えない冗談を言ってくる人がいるもの。
そのためそんな友達や彼氏、先輩が身近にいて困っているという人も少なくないでしょう。
そこで今回はそんな人向けに冗談がきつい人の対処法をいくつか紹介します。
ぜひ参考にしてください。
冗談がきつい人の対処法
がつんと言い返す
冗談がきつい人の共通の心理として、「あなたに対してなら何でも言っていいと思っている」という点が挙げられます。
これは少々当たりの強いことを言ってもこの人ならそれなりに反応してくれたり、怒らないと思っているなど、言い方を変えればその人なりにあなたのことを信頼しているがゆえの言動とも言えます。
とはいえ、だからこそきつい冗談を言われても我慢して受け流していると相手はずっと「やっぱりこの人ならこれぐらい強く言ってもいいんだ」と勘違いしたままになります。
ですのでどうしても嫌な時は
「前から思ってたけどそれめんどくさいんだけど」
「それ自分では面白いと思ってるの?」
などとガツンと言い返し、その勘違いを気づかせてあげることも大切です。
先ほども書いたようにきつい冗談を言う人は嫌いだからそういうことをするのではなく、あなたのことが好きだからこそ出る言葉なので、好きな相手からこうして強く言い返されると
「○○に嫌われたかもしれない…どうしよう…」
ととても不安になり、自身の言動を見つめ直すいい機会を与えることが出来ます。
こうしてはっきりと言い返すのは抵抗があるかもしれませんが、その人にとってはそれが悪いことだと思っていないからそうやっているので、このように言わないと中々気付くことは出来ないでしょう。
嫌な気持ちを伝える
とはいえ人によってはどれだけ嫌でも「面と向かってガツンと言い返すことは出来ない」という人もいると思います。
そういう人はガツンと言い返すのではなく、嫌な気持ちだけを伝えるという方法もあります。
例えば
「冗談でも傷つくからやめてほしいな」
「そういうのは言われるとあんまり良い気はしないんだよね」
といった感じですね。
こうして嫌な気持ちだけを伝えれば角が立ちにくく、尚且つ相手がきつい冗談を言うのをやめてくれるきっかけにもなり得ます。
柔らかく返す
これはきつい冗談を辞めさせるというよりかは、きついことを言われた時に上手に返して場を上手く収めるやり方です。
たとえば
「お前のことなんか嫌いなんだよ笑」
「お前のそういうところめんどくさいわー、もう遊ばない笑」
などと言われたら
「そっかあ、だけど自分は○○のこと好きだよ笑」
「好きなのになんでそんなこと言うの?笑」
といった感じですね。
このようにきつい冗談もこちらの対応次第では柔らかくやり取りすることが出来ます。
ただこの方法だと相手は今後もきつい冗談を言ってくるでしょうし、優しくする分つけ上がって言い方もエスカレートする可能性があります。
そのためきつい冗談を言われた時の対応に迷っている人はこの方法でもいいですが、そうではなくて「きつい冗談を言うこと自体を辞めてほしい」と思っている人は違う方法で対処した方がいいでしょう。
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無視する
きつい冗談を辞めてほしい時は、自分が嫌だなと思った言葉を言われた際に全く反応せずに無視するというのも手です。
というのもいじりやちょっかいなどもそうですが、こういうことをする人は相手から反応がもらえることを喜びに感じている場合がほとんどです。
ですのでどんな反応であれ、リアクションを取ると相手を喜ばせてしまい、
「面白かったからまた同じことをしよう」
「反応があったから次は別のことをしてみよう」
などと次に繋がってしまいがち。
ですがここで無反応だと相手は面白みを感じることが出来ませんし、「もしかして怒らせたかも?」という不安もよぎるため、次第にアクションを起こす意欲が減ってくるもの。
何度も書きますがきつい冗談を言う人は根底としてあなたのことが好きという気持ちがあるため、そんな相手から無視されるというのはとても心にきます。
ですので最初は無視する方も心苦しいかもしれませんが、きつい冗談を辞めさせるということを考えればかなり効果的な対処法です。
もしも「嫌なことをされても無視することが出来ない」という人は完全に無視はせず、
「そっかあ」
「ふーん」
など薄い反応を繰り返すというのもいいでしょう。
無視するほどではありませんが十分効果に期待が持てます。
同じことをやり返す
「きつい冗談を言ってくる相手にどうしてもこの気持ちを伝えたい」という場合は同じことをやり返すのも手です。
手荒な方法ですが相手がしてきたことと同じことをやり返せば嫌でもされる側の気持ちが分かりますし、やり返す側としてはとてもスッキリするもの。
またもしもこれで相手が怒った場合は
「そっとがいつもやってること真似しただけだけど?これで俺(私)の気持ち分かった?」
などと相手が今までしてきているからこそ言える最強のフレーズを出すことが出来ます。
こう言われれば相手は何も言い返せません。
ただこの方法はやはり角が立ちやすく、ぎくしゃくする可能性も十分あるのでその辺りを考慮した上で使うか決めましょう。
距離を置く
きつい冗談を言ってくる人とは距離を置くというのも手です。
どれだけ自分のことが好きで、その人なりの愛情表現だとしても結局は受け取る側がどう思うかが大切です。
そのためたとえ冗談でも自分を傷つけるような人と無理に付き合う必要はありません。
探せば今よりも自分を大切にしてくれる人は必ずいます。
冗談がきつい人の対処法まとめ
今回は冗談がきつい人への対処法をいくつか紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
自分や相手の性格や、今後その人とどのように付き合っていきたいのかを考えた上でどの対処法を使うか考えるといいでしょう。